マクドナルドの環境対策

日本マクドナルド（全国で約3800店舗）が2007年10月から2008年3月の6ヶ月の間に紙ナプキンを9%、レジ袋を5%環境対策の一環として削減するそうです。
ちなみに、削減量は重量にすると紙ナプキンが226トン、プラスチックが61トンだそうなので、3800店舗で割ると、
紙ナプキン：約60キロ（1ヶ月あたり約10キロ）
プラスチック：約16キロ（1ヶ月あたり約2.7キロ）
となります。
気になるのは「どうやって減らすのか？」という方法（目標を達成するための手段）です。
ニュースによると、
１）店内に節約を訴えるシールを貼る
２）店員が口頭で節約を呼びかける
ということらしい。
「えっ、お客さんの善意の気持ちに訴えるだけで減らせられるの？」と思ってしまうが、
2007年4月から4都道府県約280店舗で紙ナプキンとレジ袋の節約作戦を試行したところ達成できたそうだ。
つまり、今回実施する6ヶ月の目標削減量を紙ナプキン9%、レジ袋5%と設定した根拠もその試行実績から算出したのだろう。

「節約シール」と「節約を口頭で呼びかける」以外の方法で紙ナプキンやレジ袋を削減させる対策は何があるだろう？とシロウト的に考えてみる。
○店内の紙ナプキン置き場を減らす
○店内の紙ナプキン置き場をレジカウンターの横に設置する
・・・なかなか普通に考えると難しい（汗）。
紙ナプキンは店内客が主に使用するもの（持ち帰りの場合は店員さんが紙ナプキンの所定枚数を入れて渡すから）、レジ袋はテイクアウト客使用するものだから、つまり、紙ナプキン削減は「店内対策」、レジ袋は「テイクアウト対策」となる。

それにしても、4月からシールや口頭で節約を試行してきた約280店舗は、10月からの6ヶ月間の「削減方法」をどのように計画しているのだろう？
マクドナルドのウェブサイトでその辺も公開してくれると参考になっていいのになぁ（笑）。

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