その理由は、
○カードで支払うと使った金額がわかりづらく家計が管理にしにくい
(購入額が即座に可視化しにくい)
○口座の貯蓄額が少ないので決済ができなかったらどうしよう
○現金購入はその場で支払額やおつりを確認できるが、カード決済の明細はひと月後なのでチェックが疎かになる
というものだった。
だから当時の買い物は何でも「現金」または「デビットカード」(買い物時に自口座から即時決済できるキャッシュカード)での支払いだった。
しかし「カードで買うと割引がある」「ポイント倍増」などさまざまな『オトク』をあの手この手でカード会社やカード会社を利用する供給者が仕組んでくるし、便利さも増したので、今ではひと月の全消費(購入)額の大半は気が付いたらすっかりカード決済になっていた。
カード決済は確かに便利だ。
特にお店や窓口に行かずとも自宅で購入できるネット購入商品のカード決済はありがたい。
私の中で代表的な買い物はネット購入商品は航空券購入や書籍購入である。
特に航空券は空港で必ず「搭乗手続き」があるからそこで航空券を受け取ればよく、ネットでの事前購入に適している。
鉄道の場合も駅で乗車券を受け取るシステムはあるが、JRであれば「みどりの窓口」はほとんどの駅にあるので窓口購入する方が便利な気がする。
しかし、カード決済は「支払額のチェック」がよほどのしまり屋さんでなければチェックが甘くなる。
最近、ネット決済で払いすぎのケースが発生した。これは購入者(私)が気が付いたのではなく、決裁した会社が「もらい過ぎです」というお詫びをメールで連絡してきた。
やりとりを下記に記すと、
【お詫びに対する返信メール:ここから】
○○ ご担当者様
以下のメールをいただきました。連絡ありがとうございます。
社会保険庁と違って、こちらが気づかなかった点(過剰支払い)をちゃんと貴社でチェックいただき安心感がもてます。今後もよろしくお願いします。
ちなみに、1点お伺いしたいのですが、「なぜ、請求金額を間違った」のでしょうか?
判明している範囲で原因をお知らせください。
【お詫びに対する返信メール:ここまで】
【お詫びメール:ここから】
有賀 様
この度は『○○』をご購入いただきまして誠にありがとうございます。
今回の商品の請求におきまして、金額に誤りがありました。
ここにご報告するとともに謹んでお詫び申し上げます。
本来、実売価格の『7,000円』でのご請求のところ、
販売予定価格の『7,336円』でのご請求となってしまいました。
つきましては差額の『336円』をカード会社経由で返金させていただきます。
上記内容につき、ご不明な点がございましたら、ご連絡ください。
【お詫びメール:ここまで】
現在までのところ、上記に対して購入した会社からの返答はない。
ミスのあった金額は高額でないので、仮に見過ごしていても実質的な実害はないが、購入時に実質的に引かれた(支払った)金額が即時確認できないカード決済は怖い。
この件を通じて
○購入金額と請求・引き落としを確実にチェックできる会社
○誠実にお詫びをして、問題の原因追求、再発防止策を実施する会社
○問題の原因や再発防止策を顧客にちゃんと報告・公表できる会社
が信頼できる会社だよなぁ、と思った。
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