「常に目標に向かって努力するのが僕のスタイル。夢を達成したからといってそれが良いとは限らないし、結果として達成しなかったからといってそれがダメというわけでもない」と。
つまり、目標を定めて達成するためにやるべきことをひとつひとつ着実に努力してやり遂げるプロセスが価値あること、という考えなのだろう。
目標を定めそれを評価するときの状況には、大きく分けて
1 目標達成、計画したことも達成
2 目標達成、計画したことは未達成
3 目標未達成、計画したことは達成
4 目標未達成、計画したことも未達成
というパターンがある。
この結果をよい順番に評価したとすると普通は1、2、3、4の順番だろう。
「手段はどうでもええ」という人なら「1と2」は評価されて「3と4」は評価されないというように2分するかもしれない。
桑田投手ならその時のケースにもよるが、自分が信じたことを悔いなくやり遂げたならば「1と3」を価値あることとして評価するのかもしれない。
継続的に成長し、進化し続ける組織や人は結果が出るまでのプロセスを大事にする。
結果が達成できたとしても、そのプロセスに改善点はなかっただろうか、と考える習慣があるから、よりプロセスは改善されて結果としてさらによい結果をもたらす。
しかし逆に、勝負事は努力しても運悪く目標として目指した結果に至らないかもしれない。
「やることはやった、あとは天命を待つのみ(人事を尽くして天命を待つ)」という状態で結果が残念なことになっても、それは悔しいけれど誰からも批難されるものではない。
桑田投手は身体がスポーツ選手としては小柄だから人一倍「目標に向かって努力し続けることが修行であり、人間の価値である」と捉えているのだろう。
ファン心理としては選手としてまだまだ努力する姿、絶妙のコントロールとタイミングで強打者をかわし活躍するところも見たいし、また組織(球団)の管理者として能力を発揮するところも早く見てみたいと思うのである。
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