幼少の頃から親しんできたCMのイメージキャラクターが変わると違和感がある。
若い人には馴染みがないかもしれないが、私の年代ではカップ麺の「日清食品のどん兵衛」のCMといえば私の中では山城新伍さんと故川谷拓三さんだった。
だから、菊池桃子さんと井森美幸さんに代わったときはかなり衝撃だった。(現在は中居正広さん)
その他にも、「オロナミンC」といえば大村昆さん(現在は上戸彩さん)、「桃屋」といえば故三木のり平さん(現在は三木さんの長男:小林のり一さん)、「ユンケル」といえばタモリさん(現在はイチローさん)、「大正漢方胃腸薬」と言えば『食べる前に飲む』の田中邦衛さん・・・という感じだ。

大正製薬の栄養ドリンク剤(医薬部外品)と言えば「リポビタンD」が有名で、このCMは「ファイトー!」「イッパァーッツ!」と二人の肉体派男性俳優が掛け合いながら断崖絶壁を登るなど、『どうやって撮影したんだろう。スタントマンを使ったのかな?』と思わせるような視聴者をハラハラさせるシーンが思い浮かぶ。
このCMのコンセプトは「努力・友情・勝利」だそうだ。

6月13日からリポビタンD以外のリポビタンCMとして「リポビタンファイン」が始まるそうだ。
このCMは「男の友情」に対してさながら「家族愛」というものになるようだ。
(家族役は、寺尾聰、夏木マリ、原沙知絵、小栗旬各氏)
リポビタンDは、私の感覚では「勝野洋さんと宮内淳さん」または「勝野洋さんと渡辺裕之さん」の印象が強い。
ケインコスギさんになったときに、ケインコスギさんは確かに肉体派だけど、ちょっと勝野さん達に比べるとかわいらしくなっちゃったなぁ、と感じていた。
これまた肉体派ではあるがかわいらしい系のTOKIOの山口達也さんが登場したときは、「あれ?男っぽい肉体派路線は終了?」と思って眺めていた。

「家族愛」をCMのテーマとするリポビタンファインは、サラリーマンが栄養補給に「グビッ」とやるリポビタンDのイメージを払拭して、女性や主婦層を購買層のターゲットにしているのだろう。
きっとTOKIOの山口さんを起用しても、リポビタンD=男性用栄養剤のイメージが抜けず、女性層を獲得できなかったから新ブランド&新CMとなったのだろう。
リポビタンDは、今までの印象が強いからCMを見たら、「おっ!」と違和感があるんだろうな、と思う。

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