元モーニング娘の辻希美さん(19)がウルトラマンコスモスでブレイクしたイケ面若手俳優の杉浦太陽さん(26)と結婚することになった。

記者会見では、記者から厳しい数々の質問が飛んでいた。

要は、「できちゃった婚」を批判しているのだ。


「できちゃった婚」自体は、杉浦さんが記者会見で、ちょっとキレ気味に回答したように「恋愛の結果生まれた生命を大事にしたい」という観点だけで考えれば悪いことではないし、素敵なことだ。

しかし、辻さんの場合、舞台は決まっていたし、数週間前に大食い女王のギャル曽根さんとメガネっ娘アイドルの時東ぁみさんと結成したユニットの活動も決まっていた。

「プロ意識が欠けている」と言われても仕方がないと思う。


芸能界の捉える意見も、ご意見番といわれるような重鎮はこのニュースを否定的に見ているし、同じくモー娘を脱退する吉沢ひとみさんも「これからこういうのが増えるのは困る」と批判的な見方が多い気がする。

しかし、概して若手タレントに意見を聞くと「好きな人と一緒になれて素敵」とか「人気タレントなのに赤ちゃんを大切にするのはすばらしい」というような意見が多いようだ。

確かに、若手タレントの意見はその通りなのだけど、「一握りのスター」になる過程や周りの人の支援、スタートしての自覚・立場を考えるとご意見番の意見の方が個人的には正しい気はする。


個人的に少しショックだったのは、辻さんと同い年の長澤まさみさんがこの件でインタビューされた時に「できちゃった婚」は悪いことですか?と記者に噛み付いていた。

「ありゃ、長澤さんってそういう考えなの??」

いろいろな意見があってもいいと思うけど、長澤さんの発言はちょっと意外な感じがした。