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以前「日経コンストラクション」が建設業に、ISO9001に関するアンケートを取った。
そのとき、確か約 7割の企業が品質データは改ざんであるという回答であった。
おそらく予想すると、改ざんにもいろいろあって、施工計画書の工程表や議事録などの記録をバックデートして作成している、入坑時教育記録について参加していなかった人も記録につけ加えている、手直し作業があったにもかかわらず記録を作っていない、実際はノーチェックなのに資材の受入検査記録を作ったなど品質データの改ざんもあれば、自ら規定したルールにしたがっていることを示すために後付けで記録を作成したケース、不良情報を報告すると是正処置など面倒くさいから手直しして済んだものは記録せず、報告もしなかったケースなどがあるだろう。
なぜ「こうなるのだろう」と考えると、企業がISO規格の要求事項を理解しておらず、大手企業やコンサルタントの言うがままに過剰なルールを規定しているから、という問題もある。
しかし、発注者、特に官公庁が発注する場合に要求する文書や記録の中にもともと過剰なものを要求する性質があるのではないかと思う。
建設業の場合、工事を管理するためにいわゆる「施工計画書」を作成する。
施工計画書には、工事概要や計画工定表、現場組織表、安全管理、主要機械、主要資材、施工方法、施工管理、緊急時体制、交通管理、環境対策などを工事着工前に作成し、現場監督官に提出する。
ただ多くの書類には作成日が入っていない。作成日を入れないのは発注者の指示であるという。
変な話であるが、最終的に工事が終了し施工計画書と工事完了報告書を提出する際に計画と実績に差異がないように修正するためだ。
つまり、計画と実績のつじつまが合うように最終的にはしておかなければならない。
要は、官公庁工事はありのままの記録ではもともとあってはならないのである。
工事日程が変更になる、工事に関する標準仕様書通りの施工をして不良が出る、安全上のミスが発生するなど工事を受注した施工会社に問題があった場合は、施工会社はミスを隠したいし、発注側も発注者の監督責任を問われる立場から施工会社と一緒になって臭いものに蓋をするのだ。
つまり、受注者(施工会社)と発注者(官公庁)の双方が「ことなかれ主義」になっている。
要は地域住民から苦情がなく、計画工程通りに工事を完成させることが最優先なのだ。
その他にも官公庁の体質として、実はVE提案を積極的に受け入れたくない事実がある。
VE提案とは、民間企業の施工技術を活用し、品質確保とコスト縮減を両立させるものである。
この提案は、工事コストの削減になるので最終的には我々国民、市民の血税の節約になる。
しかし、提案者である受注者(施工会社)も発注者(監督官庁)も実はあまりやりたくないのだ。
ちなみに、 国交省官庁営繕部は現在、一般競争と公募型のすべてで契約後VEを行っているが、ここ数年で提案・採用された事例は、1件もないそうだ。
国交省官庁営繕部ばかりではなく、地方整備局も同様で、契約後のVE対象工事は平成14年度に1600~1700件あり、そのうち提案が採用されたケースはわずか7件だったという。
これは、受注者側の立場でひとことで言えば「VE提案しても割に合わない」からである。
提案手続きにかかる労力や時間に比べ、発注者から与えられるインセンティブが小さ過ぎるのだ。
仮に、VE提案によりコスト縮減額の50%を「VE管理費」として受注者が得ることになっても、もともとの工事費から考えれば利益が50%減ったと受注者は考える。
手続きが面倒くさく、提案実績をもとにした受注者の格付けにも大きく影響しないとなれば受注者は一生懸命、VE提案できる案件であってもVE提案せずに済む方策を考える。
また発注者側もむやみにVE提案されては、「設計は妥当だったのか」と責任を問われるかもしれない。
上記の例に見られるように、官公庁工事には「手続きのための文書や記録が多い」、「双方の責任を回避し、説明(というよりは言い訳)できるための記録が多い」、「ありのままを記録していくとつじつまが合わず、もともと事実がなかったことにする、後付けで整合性を取ることが常識」という性質がある。
したがって、ISOが要求されるようになっても建設業は官公庁に提出する書類と同じようにISOを考えている。
むしろ、発注者に提出していた文書や記録とは別にISO認証審査のために「ISO的でISO認証審査で必要(と勘違いしている)文書や記録」を別途作成している。
この発注者の過剰な書類や偽記録を作らせる体質が、ISOでも生の現場管理よりも審査にパスするための意味のない記録作りに走らせている一要因にもなっているのである。
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日時: 2007年4月21日(土) 9:30~12:00
場所: 札幌市産業振興センター セミナールームD
参加費:一般3000円、商材購入者2000円
定員:20人
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