【よかったらクリックお願いします♪】↓
ブログランキングranQ
企業家ブログ→http://www.kigyoukablog.jp/ranki.cgi?id=35
ISO認証制度は、認証取得している企業のマネジメントシステムが規格要求事項に適合していることを認証機関が審査し、適合していれば公表する制度である。
ISO9001規格であれば、その企業が提供する製品やサービスの購入者の要求に合った製品やサービスを安定して提供することができる仕組みであるし、ISO14001規格であれば、その企業の利害関係者に対して、環境に与える負荷をなるべく少なくしていくために、組織内でトップダウンのもとで環境方針を策定し、組織の与える環境影響を評価し、それに基づいた目的・目標を設定、実行し、経営層による見直しを行っていく仕組みが、それぞれの規格要求事項に適合していることが保証されている。
ただ、ISOマネジメントシステム認証制度の特徴として、規格要求事項ではそれぞれの規格の目的を実現するための手段は規定されていない。
なぜならば、ISO9001であれば、その企業が提供する製品やサービスの購入者や購入者予備軍、ISO14001であれば、その企業が提供する製品やサービスの購入者や購入者予備軍、その企業が立地する地域の人々、その企業の株主や従業員、取引先銀行などいわゆる利害関係者毎に製品やサービスへの要求事項または事業活動における環境に与える負荷の低減に対する要求事項や期待が違うからだ。
つまり、提供する製品やサービスに対する要求事項、または事業活動における環境に与える負荷の低減に対する要求事項を満たすためのマネジメントシステム(企業の仕事の仕組み)は画一的には決めることができないから、各企業の実態に合った手段を許容している。
しかし、そういったISO認証制度における「保証」の本質を市場はどれだけ理解しているのだろうか。
ISO認証を受けている企業なら単純に「民間の認証制度といっても認証制度の頂点に位置する認定機関は経済産業省などが主管しているから、お上によるお墨付きが与えられたも同然だから安心」という思いがあるのではないだろうか。
ISO認証制度を理解している人なら、規格の考え方のベースがP-D-C-Aというデミングサイクルがモデルとなっているから認証企業には、P=Plan(計画立案)、D=Do(実施・運用)、C=Check(定期的な点検)、A=Act(見直し)の4つのサイクルを循環させる仕事の仕組みがあることのみ保証されているにすぎない、とわかっているだろう。
したがって、企業間の商取引においてISO認証をひとつの取引条件として勘案している購入者ならば、その購入者自身が要求するレベルの「仕事の仕組みの手段」が存在しているか否かは購入者自身で検証する必要があることを多くの場合わかっている。
「仕事の仕組みの手段」をどのように決めているかはISO認証企業が理論的に主張し説明できる内容を自主的に決めているに過ぎず、認証機関はそれを審査でチェックし適合性を評価しているに過ぎない。
認証機関が適合性を評価するというのは、ISOからちょっと離れるが、日常の話にたとえると「風邪をひいたときは適切な手順を確立すること」と規格が要求していたとすると、「自己の判断で適当な風邪薬を飲む」でも「病院にいって医師の診察に従う」でも「高熱になるなど体調が極端に悪くならない限りなにもしない」でも風邪をひいたときに企業が決めた手順に論理性があり、かつ、実施されていれば認証機関は適合と判断している。
つまりISO認証で保証されているものは「企業自身がある論理性をもって自主的に決めた手段があり、実施されていること」の保証だけだ。
また、ISO認証制度は「登録範囲」がある。
登録範囲とは、ISO認証の対象となっている製品やサービスの範囲、対象組織の部門の範囲、対象事業所(サイト)の範囲である。
ISO認証を受けている、といってもその企業の活動すべてが登録されているかどうかは、登録範囲を確認しないとわからない。
このことは、登録範囲に入っていない部分は「仕事の仕組みの手段」すら保証されていないことを意味している。
しかし、一般的な市場はそれすら理解していないと思う。
そうでなければ、ISO認証企業が社会問題ともいえる不祥事を起こしたときに「ISOの認証を受けているのに不祥事を起こすとはなんなんでしょう」という会話はないはずである。
最近の例で言えば、不二家の洋菓子製造における賞味期限切れの原材料使用が確認されたいくつかの工場では、そのうちの4箇所の工場では環境負荷を低減する仕組みの保証であるISO14001(環境マネジメントシステム)は取得していたが、製品やサービスを提供する仕組みの保証であるISO9001(品質マネジメントシステム)は取得していない。
つまりISO認証制度で保証されているものが何なのかわかっている人であれば「ISOの認証を受けているのに不祥事を起こすなんてなんなんでしょう」という会話がほとんど意味のない不毛なことであることがわかるはずだ。
このように市場の多くはISOマネジメントシステム認証が何を保証する制度なのか理解していない。
加えて、不二家の件で言えば、不祥事のより経済産業省が認定機関を通じて認証機関に再審査を指示したと言うが、その時点で経済産業省自体もISOマネジメントシステム認証制度を理解していないことになる。
市場がISO認証制度を理解していない以上、市場には取得企業にどのような仕事の仕組みの手段を要求しているのかはっきりしないのではないかと思う。
そもそも、ISO認証制度は「仕事の仕組み」に対する担保である。つまり認証機関は市場に代わって要求事項の適合性を代行者として審査をしているといえる側面がある。
しかし、極論を言えば、市場に企業に対して仕事の仕組みに対する明確な要求事項がなく、求めているのは仕事の仕組みではなくその企業が提供する製品やサービス、または環境負荷低減の結果のみであるならば、ISO認証制度は適切な制度として発展しないのである。
【お奨めのサイト!①】
『センスを磨き、幸せを呼ぶ~夢の言の葉~』
http://yumenokotonoha.hp.infoseek.co.jp/
毎日、すてきな言葉のちょっとした雑学と癒しをお届けします。
たった一つの言葉で、元気になれる!やさしくなれる~美しくなれる…
メルマガが本になりました!
-*-★-*-『美人の日本語』(幻冬舎/1,470円)-*-★-*-
http://tinyurl.com/6lcxk
-*-★-*-『美人のいろは』(幻冬舎/1,365円)-*-★-*-
http://tinyurl.com/cjmvj
-*-★-*-『美しい暦のことば』
(インデックス・コミュニケーションズ/1,260円)-*-★-*
http://tinyurl.com/md5co
-*-★-*-『しあわせの言の葉』(宝島社/1,260円)-*-★-*
http://tinyurl.com/39h3lj
【お奨めのサイト!②】
「しっかり食べているのにやせちゃうのよ」
そんな方法があるのですが、興味ありませんか・・・?
私が知っているダイエットの中でもダントツの成功率です。
何を食べるかが成功の決め手でした。
≪メールでお届け・無料ダイエットレッスン開催中≫
『朝食をフルーツにして1ヶ月で10キロやせる方法!』
~フルーツダイエットはどうやるの?~
こちらからお申し込みできます。
http://1vegeful.com/tinyd0+index.id+6.htm
『北海道ネット起業セミナー』
http://kouza.1happylife.info/2007/02/post_33.html
日時: 2007年4月21日(土) 9:30~12:00
場所: 札幌市産業振興センター セミナールームD
参加費:一般3000円、商材購入者2000円
定員:20人
<参加するメリット>
畑岡アフィリ塾講師による直接指導
ネット起業の種類と特徴を紹介
リアルビジネスとの融合方法の紹介
ヤフーオークション、ミクシイを活用した集客方法の紹介
さらに、これから必須能力になるリストマーケティングについて語ります。
【お奨めのサイト!③】
◆『 毎日2分でサクサク読む医療・健康ニュース 』
医療・健康ニュースを把握していますか?
各新聞社のニュースヘッドラインを毎日2分で
読めてしまうメールマガジンがあります。
新聞を読まなくてもついてゆける医療と健康ニュースです。
http://www.3bs.jp (購読無料)
【お奨めのサイト!④】
◆日刊メールマガジン「暮しの赤信号」http://www.kt.rim.or.jp/~setu/yama-mw.shtml

ブログランキングranQ
企業家ブログ→http://www.kigyoukablog.jp/ranki.cgi?id=35
ISO認証制度は、認証取得している企業のマネジメントシステムが規格要求事項に適合していることを認証機関が審査し、適合していれば公表する制度である。
ISO9001規格であれば、その企業が提供する製品やサービスの購入者の要求に合った製品やサービスを安定して提供することができる仕組みであるし、ISO14001規格であれば、その企業の利害関係者に対して、環境に与える負荷をなるべく少なくしていくために、組織内でトップダウンのもとで環境方針を策定し、組織の与える環境影響を評価し、それに基づいた目的・目標を設定、実行し、経営層による見直しを行っていく仕組みが、それぞれの規格要求事項に適合していることが保証されている。
ただ、ISOマネジメントシステム認証制度の特徴として、規格要求事項ではそれぞれの規格の目的を実現するための手段は規定されていない。
なぜならば、ISO9001であれば、その企業が提供する製品やサービスの購入者や購入者予備軍、ISO14001であれば、その企業が提供する製品やサービスの購入者や購入者予備軍、その企業が立地する地域の人々、その企業の株主や従業員、取引先銀行などいわゆる利害関係者毎に製品やサービスへの要求事項または事業活動における環境に与える負荷の低減に対する要求事項や期待が違うからだ。
つまり、提供する製品やサービスに対する要求事項、または事業活動における環境に与える負荷の低減に対する要求事項を満たすためのマネジメントシステム(企業の仕事の仕組み)は画一的には決めることができないから、各企業の実態に合った手段を許容している。
しかし、そういったISO認証制度における「保証」の本質を市場はどれだけ理解しているのだろうか。
ISO認証を受けている企業なら単純に「民間の認証制度といっても認証制度の頂点に位置する認定機関は経済産業省などが主管しているから、お上によるお墨付きが与えられたも同然だから安心」という思いがあるのではないだろうか。
ISO認証制度を理解している人なら、規格の考え方のベースがP-D-C-Aというデミングサイクルがモデルとなっているから認証企業には、P=Plan(計画立案)、D=Do(実施・運用)、C=Check(定期的な点検)、A=Act(見直し)の4つのサイクルを循環させる仕事の仕組みがあることのみ保証されているにすぎない、とわかっているだろう。
したがって、企業間の商取引においてISO認証をひとつの取引条件として勘案している購入者ならば、その購入者自身が要求するレベルの「仕事の仕組みの手段」が存在しているか否かは購入者自身で検証する必要があることを多くの場合わかっている。
「仕事の仕組みの手段」をどのように決めているかはISO認証企業が理論的に主張し説明できる内容を自主的に決めているに過ぎず、認証機関はそれを審査でチェックし適合性を評価しているに過ぎない。
認証機関が適合性を評価するというのは、ISOからちょっと離れるが、日常の話にたとえると「風邪をひいたときは適切な手順を確立すること」と規格が要求していたとすると、「自己の判断で適当な風邪薬を飲む」でも「病院にいって医師の診察に従う」でも「高熱になるなど体調が極端に悪くならない限りなにもしない」でも風邪をひいたときに企業が決めた手順に論理性があり、かつ、実施されていれば認証機関は適合と判断している。
つまりISO認証で保証されているものは「企業自身がある論理性をもって自主的に決めた手段があり、実施されていること」の保証だけだ。
また、ISO認証制度は「登録範囲」がある。
登録範囲とは、ISO認証の対象となっている製品やサービスの範囲、対象組織の部門の範囲、対象事業所(サイト)の範囲である。
ISO認証を受けている、といってもその企業の活動すべてが登録されているかどうかは、登録範囲を確認しないとわからない。
このことは、登録範囲に入っていない部分は「仕事の仕組みの手段」すら保証されていないことを意味している。
しかし、一般的な市場はそれすら理解していないと思う。
そうでなければ、ISO認証企業が社会問題ともいえる不祥事を起こしたときに「ISOの認証を受けているのに不祥事を起こすとはなんなんでしょう」という会話はないはずである。
最近の例で言えば、不二家の洋菓子製造における賞味期限切れの原材料使用が確認されたいくつかの工場では、そのうちの4箇所の工場では環境負荷を低減する仕組みの保証であるISO14001(環境マネジメントシステム)は取得していたが、製品やサービスを提供する仕組みの保証であるISO9001(品質マネジメントシステム)は取得していない。
つまりISO認証制度で保証されているものが何なのかわかっている人であれば「ISOの認証を受けているのに不祥事を起こすなんてなんなんでしょう」という会話がほとんど意味のない不毛なことであることがわかるはずだ。
このように市場の多くはISOマネジメントシステム認証が何を保証する制度なのか理解していない。
加えて、不二家の件で言えば、不祥事のより経済産業省が認定機関を通じて認証機関に再審査を指示したと言うが、その時点で経済産業省自体もISOマネジメントシステム認証制度を理解していないことになる。
市場がISO認証制度を理解していない以上、市場には取得企業にどのような仕事の仕組みの手段を要求しているのかはっきりしないのではないかと思う。
そもそも、ISO認証制度は「仕事の仕組み」に対する担保である。つまり認証機関は市場に代わって要求事項の適合性を代行者として審査をしているといえる側面がある。
しかし、極論を言えば、市場に企業に対して仕事の仕組みに対する明確な要求事項がなく、求めているのは仕事の仕組みではなくその企業が提供する製品やサービス、または環境負荷低減の結果のみであるならば、ISO認証制度は適切な制度として発展しないのである。
【お奨めのサイト!①】
『センスを磨き、幸せを呼ぶ~夢の言の葉~』
http://yumenokotonoha.hp.infoseek.co.jp/
毎日、すてきな言葉のちょっとした雑学と癒しをお届けします。
たった一つの言葉で、元気になれる!やさしくなれる~美しくなれる…
メルマガが本になりました!
-*-★-*-『美人の日本語』(幻冬舎/1,470円)-*-★-*-
http://tinyurl.com/6lcxk
-*-★-*-『美人のいろは』(幻冬舎/1,365円)-*-★-*-
http://tinyurl.com/cjmvj
-*-★-*-『美しい暦のことば』
(インデックス・コミュニケーションズ/1,260円)-*-★-*
http://tinyurl.com/md5co
-*-★-*-『しあわせの言の葉』(宝島社/1,260円)-*-★-*
http://tinyurl.com/39h3lj
【お奨めのサイト!②】
「しっかり食べているのにやせちゃうのよ」
そんな方法があるのですが、興味ありませんか・・・?
私が知っているダイエットの中でもダントツの成功率です。
何を食べるかが成功の決め手でした。
≪メールでお届け・無料ダイエットレッスン開催中≫
『朝食をフルーツにして1ヶ月で10キロやせる方法!』
~フルーツダイエットはどうやるの?~
こちらからお申し込みできます。
http://1vegeful.com/tinyd0+index.id+6.htm
『北海道ネット起業セミナー』
http://kouza.1happylife.info/2007/02/post_33.html
日時: 2007年4月21日(土) 9:30~12:00
場所: 札幌市産業振興センター セミナールームD
参加費:一般3000円、商材購入者2000円
定員:20人
<参加するメリット>
畑岡アフィリ塾講師による直接指導
ネット起業の種類と特徴を紹介
リアルビジネスとの融合方法の紹介
ヤフーオークション、ミクシイを活用した集客方法の紹介
さらに、これから必須能力になるリストマーケティングについて語ります。
【お奨めのサイト!③】
◆『 毎日2分でサクサク読む医療・健康ニュース 』
医療・健康ニュースを把握していますか?
各新聞社のニュースヘッドラインを毎日2分で
読めてしまうメールマガジンがあります。
新聞を読まなくてもついてゆける医療と健康ニュースです。
http://www.3bs.jp (購読無料)
【お奨めのサイト!④】
◆日刊メールマガジン「暮しの赤信号」http://www.kt.rim.or.jp/~setu/yama-mw.shtml