『業務内容の知識不足』
コンサルタントの中には、指導先企業の業務内容に精通していないものもいる。
これは、教育機関のセミナー講師がコンサルタントとして活動する場合やコンサルティングファームの業務経験が浅い若手コンサルタントがコンサルティングを担当するケースである。
話はちょっと脱線するが、コンサルティングファームについて述べる。
「コンサルティングファーム」と業種的に大雑把なくくりでくくっても、業務内容は実はさまざまである。
コンサルティングファームを分類で分けると例えば、
1)戦略系コンサルティング
例:マッキンゼー&カンパニー、ボストン・コンサルティング・グループなど
2)人事組織系コンサルティング
例:ワトソン・ワイアット、マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティング、ヘイ・グループなど
3)総合系コンサルティング
例:アクセンチュア、ベリングポイント、トーマツコンサルティングなど
4)SI系コンサルティング
例:フューチャーシステムコンサルティング、電通国際情報サービス、ビジネスブレイン太田昭和など
5)ERP系コンサルティング
例:SAPジャパン、日本オラクル、日本シーベルなど
6)総研系コンサルティング
例:野村総研、みずほ情報総研、大和総研、UFJ総研、三菱総研、日本総研、富士通総研など
7)業務改善・生産系コンサルティング
例: タナベ経営、日本能率協会コンサルティング、船井総合研究所など
などに区分できる。
これらコンサルティングファームの社員は、たいてい高学歴である。
有名なコンサルティングファームは東大、京大、早稲田、慶応義塾の大学院修了者しか事実上採用しないところもある。
ISOの指導をコンサルティングメニューにしているコンサルティングファームはそれほどではないが、採用される人は一般的には高学歴と呼ばれる人たちだ。
しかし、業務経験はどうかというと、3~4年の一般企業出身者ばかりである。
つまり、「口は達者だけど実務を知らない」お兄ちゃん、お姉ちゃんコンサルタントが跋扈(ばっこ)しているのである。
これらのコンサルタントは、ISO規格を文言としてはよく理解しているし、どういうことが規定されて、どういうことを実施していればISO認証を取得できるかも、よく理解している。
しかし、それでは「ISO認証審査」という審査基準があるゲームの勝ち方を知っているだけで、真に顧客に信頼される、そして企業のためになるマネジメントシステムの構築指導はできない。
「口は達者でけど実務を知らないお兄ちゃん、お姉ちゃんコンサルタント」は、コンサルティングファームとしても、実際のところ「お金を取れるだけのコンサルティング技術」がないことはわかっている。
だから、ひとつのコンサルティングプロジェクトが何千万円もするプロジェクトに実質戦力にならない若手コンサルタントをこっそりと忍び込ませて経験をつませ一人前にする、という手を使っている。
もちろん、何の世界でも、お客さんに対価をもらいながら実際は育ててもらっている、というのは医者でも、弁護士でもなんでもあると思う。う
ただ、セミナー講師とISO指導は実務の知識が浅くてもちゃんと対価がもらえてしまう聖域なのだ。
つまり「コンサルティング技量の低いレベル」が比較的バレずに業務ができるのである。
なぜならば、セミナー講師は、テーマに沿ったテキストという台本というか台詞(セリフ)が一応ある。
彼らはコンサルティングファームで、「わかりやすいしゃべり方」は特訓を受けているし、もともと頭の回転も速い人たちだから、弁舌はたくましい。
また、日本人の特徴としてセミナーで質問をバンバン飛ばしてくるような過激な人は少ないから、浅い知識や現場実務を知らなくても、なんとか乗り切れる。
ISOの指導も業務知識が浅くても見かけ上はなんとか乗り切れる。
たとえば、経営改善のコンサルティングであれば、コンサルティングの成果指標を計画し、その計画に近い数字が出ていなければ、契約をきられてしまう。
しかし、ISOの場合は、とりあえずの成果が「ISOの認証取得」や「ISO認証維持」であるから、審査をうまく通過すれば、「コンサルタント」の責任を果たしているように見えてしまう。
だから、組織実態に見合ったマネジメントシステムが構築されていなくても、「審査上は適合している状態」となるのである。
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コンサルタントの中には、指導先企業の業務内容に精通していないものもいる。
これは、教育機関のセミナー講師がコンサルタントとして活動する場合やコンサルティングファームの業務経験が浅い若手コンサルタントがコンサルティングを担当するケースである。
話はちょっと脱線するが、コンサルティングファームについて述べる。
「コンサルティングファーム」と業種的に大雑把なくくりでくくっても、業務内容は実はさまざまである。
コンサルティングファームを分類で分けると例えば、
1)戦略系コンサルティング
例:マッキンゼー&カンパニー、ボストン・コンサルティング・グループなど
2)人事組織系コンサルティング
例:ワトソン・ワイアット、マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティング、ヘイ・グループなど
3)総合系コンサルティング
例:アクセンチュア、ベリングポイント、トーマツコンサルティングなど
4)SI系コンサルティング
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5)ERP系コンサルティング
例:SAPジャパン、日本オラクル、日本シーベルなど
6)総研系コンサルティング
例:野村総研、みずほ情報総研、大和総研、UFJ総研、三菱総研、日本総研、富士通総研など
7)業務改善・生産系コンサルティング
例: タナベ経営、日本能率協会コンサルティング、船井総合研究所など
などに区分できる。
これらコンサルティングファームの社員は、たいてい高学歴である。
有名なコンサルティングファームは東大、京大、早稲田、慶応義塾の大学院修了者しか事実上採用しないところもある。
ISOの指導をコンサルティングメニューにしているコンサルティングファームはそれほどではないが、採用される人は一般的には高学歴と呼ばれる人たちだ。
しかし、業務経験はどうかというと、3~4年の一般企業出身者ばかりである。
つまり、「口は達者だけど実務を知らない」お兄ちゃん、お姉ちゃんコンサルタントが跋扈(ばっこ)しているのである。
これらのコンサルタントは、ISO規格を文言としてはよく理解しているし、どういうことが規定されて、どういうことを実施していればISO認証を取得できるかも、よく理解している。
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「口は達者でけど実務を知らないお兄ちゃん、お姉ちゃんコンサルタント」は、コンサルティングファームとしても、実際のところ「お金を取れるだけのコンサルティング技術」がないことはわかっている。
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もちろん、何の世界でも、お客さんに対価をもらいながら実際は育ててもらっている、というのは医者でも、弁護士でもなんでもあると思う。う
ただ、セミナー講師とISO指導は実務の知識が浅くてもちゃんと対価がもらえてしまう聖域なのだ。
つまり「コンサルティング技量の低いレベル」が比較的バレずに業務ができるのである。
なぜならば、セミナー講師は、テーマに沿ったテキストという台本というか台詞(セリフ)が一応ある。
彼らはコンサルティングファームで、「わかりやすいしゃべり方」は特訓を受けているし、もともと頭の回転も速い人たちだから、弁舌はたくましい。
また、日本人の特徴としてセミナーで質問をバンバン飛ばしてくるような過激な人は少ないから、浅い知識や現場実務を知らなくても、なんとか乗り切れる。
ISOの指導も業務知識が浅くても見かけ上はなんとか乗り切れる。
たとえば、経営改善のコンサルティングであれば、コンサルティングの成果指標を計画し、その計画に近い数字が出ていなければ、契約をきられてしまう。
しかし、ISOの場合は、とりあえずの成果が「ISOの認証取得」や「ISO認証維持」であるから、審査をうまく通過すれば、「コンサルタント」の責任を果たしているように見えてしまう。
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