「ハケンの品格」というテレビドラマがヒットしている。
話のあらすじは、丸の内にある食品会社の営業事業部に特Aランクの評価で派遣会社に登録されている派遣社員の大前春子(篠原涼子)が3ヶ月の契約で雇われる。
この派遣社員は、相手に関係なく正論をいい、与えられたノルマを淡々とこなし、残業は全くしない。
周囲の人は戸惑いながらも、徐々に彼女を認めていく、というような話である。

なんといっても、主演の篠原涼子さんの演技が光っている。
篠原さんは、以前放映されていた「anego」もそうだったけど「すごみのあるできる女」を演じさせるとピカイチだと思う。
ちなみに、北海道タレントから全国区のタレントに脱皮しつつある大泉洋さんや大泉さんが所属する演劇ユニット「TEAM-NACS」の安田顕さんがこのドラマには出演しているので北海道でこのドラマは約27%ぐらいと高視聴率になっているそうだ。

このドラマの派遣社員は言いたいことをズバズバいい、それに見合う以上の仕事を社員以上にこなす強い女性である。
しかし、一般的には短期間の派遣契約でさまざまな会社を渡り歩く派遣社員は能力の割に時給は低く、社員の指示にテキパキと適確にこなし、文句はあっても社内の人間関係に波風を立てないように生きていくのが、派遣ランクがアップして次の派遣先のお声が掛かる処世術である。

多くの会社が「業務の効率化」と称して、常勤雇用の社員を減らして、切り売りされた労働力を活用するようになった結果が派遣社員が世の中に定着し、増加した大きな理由であると思う。
そのため、派遣社員は、与えられた仕事をすべて、常に無難にこなす能力が要求される。
ある意味社員は、今後の為に「失敗してもいいからやってみろ」的な仕事の与えられ方をするが、派遣社員はそうはいかない。
しかも、その会社独特の社内の雰囲気や人間関係にも柔軟に対応して仕事をきちんとできる能力が必要とされる。

派遣社員と同じような能力を要求される仕事としてクラブのヘルプがあると思う。
ヘルプは、お客さんに指名されているホステスさんの指名が重なった時にそのお客さん(指名客)に指名のホステスさんに代わって接客するホステスさんを指す。

指名客の立場で言えば、指名料を支払って飲みに来ているのだから、ヘルプが付くのを普通は嫌がる。
ヘルプはその状況がわかっているから、正直ドキドキで指名客の席に着くことになる。

いいヘルプは、指名客がどんな状況なのかを察して、状況に応じた接客をする能力がある。
ヘルプが普通に無難にその時間を過ごせば、指名客から指名のホステスに「あの子はつまらなかったよ」とあとで言われてしまうし、盛り上がりすぎると「あの子面白いね」と言われ、下手をすると「お客を取られるんじゃないか」という指名のホステスの脅威になり、ヘルプは他のホステスから嫌われる。

ある意味、ある程度固定したお客さんを回る指名の多いホステスさんよりヘルプ中心のホステスさんの方が高い接客能力が求められる。
この辺は、いろいろな会社を短期間の契約で回る派遣社員と同じだと思う。
派遣社員にしても、クラブのヘルプにしても相手の状況を察して、適切にその場を振る舞える適応・順応能力が高くないとできない仕事だ、と思った。

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