1982年10月4日から放送されている長寿番組「森田一義アワー 笑っていいとも!」のキャッチフレーズは「友達の友達はみな友達だ」である。
番組が始まった頃は中学生だったので、友達といえばほぼクラスメートを指した。
つまり直接的に知っている人のみが友達という概念だった。
だから友達という人脈を「友達の友達」という方法で広げていくという発想はまだなかったのでこのキャッチフレーズは新鮮に感じた記憶がある。

もっとも、子供時代から積極的に友達に友達を紹介してもらって知り合いをどんどん広げていく友達もいたけど、どうしても日常の行動範囲が自転車で動ける範囲なので、学校以外のスポーツや習い事、劇団活動などをしている人でないと学校以外に友達はそんなにいなかったのではないかと思う。

私自身は性格的に、子供の頃は積極的に自分から友達を作りに行く方ではなかった。
しかし、子供の頃は友達も比較的多く目立っていた方かもしれない。
小学生の頃は「面白い」、「明るい」、「プラスイメージでちょっと変わっている」が人気者の条件ではないかと思う。

しかし中・高校生になると、「かっこいい」、「行動的」、「スポーツマン」が人気者の条件に変わると思う。
そのため、行動的でなかった私は、相手がきっかけを作ってくれないとどうも友達を増やしていくことができなかった。

最初はその「人気者の条件」の変化に気が付かなかった。
なんだか変だ、何が違うんだろう?と考えて出した結論が、「もうキャラだけじゃだめなんだ、自分はかっこいいわけでもないから、積極的にこちらから相手のことをよく知り、知り合いを作っていかないといけないんだ」とわかった。

そこで大学生以降は人に興味を持つようになった。
興味を持つと直接その相手と会う機会が無くても、その相手に関する情報が入ってくるとアンテナが反応して勝手に記憶するようになる。
そうすると相手と2度目、3度目に会ったときにはかなり親密感を感じてもらう事が出来た。
ただ、最初の頃はその辺のアウトプットの調節が利かなくて、相手がびっくりして親近感を抱くと言うより、「何でこの人そんなことを知っているの?」と不気味感をもたれる失敗も結構あった。

あるとき、女性のバーテンダーさんと話していたらその人は仙台から「移住」してきたばかりで、仕事の時間帯が普通の人と違うのであまり友達ができないという話題になった。
私が「○○さんは話がちゃんとできるんだから気が合ったお客さんがひとりできたら、そこから友達を紹介してもらえばいいじゃん」と。
そうしたら「そうですよね~、なんだかやる気が出てきました」と明るい表情で笑っていた。

プライベートとビジネスは分けたいから「仕事で知り合った人はちょっと・・・」という人も案外少なくない。
しかし、「友達(知人)の友達の友達」まで関係が広がってしまうと、もう最初のきっかけとなった人とは直接的なつながりはないから関係はかなり希薄になる。
社会に出てからはなかなか自分の身の回りにいる人だけでは知人は増えても友達は増えないから、「友達に友達を紹介してもらい、さらに紹介された友達に友達を紹介してもらう」は有効な方法だと思う。

私は欠席してしまったが、ある友人の結婚式の2次会で初対面の人同士10数人が誰のつながりかを聞いていったら、最後は私にたどり着いた、という話を後日聞いて面白いなぁ、と思った。
紹介した友達つながりでいい関係が築けた友人の話を聞くとその関係の一端に自分が関係できたことが嬉しいと感じるのである。

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