行本晶弘著「官足法とともに」を読みました。
まだ一回しか読んでませんが、この本は「足の汚れ~」よりかなり読みやすかったです。
この本の著者は「足の汚れ~」の本を出版した会社の社長で、自身も官足法にどっぷりつかった一人みたいですね。つかりすぎて現在日本中で官足法の普及の先頭に立っている方だそうです。
出版にいたるまでの経緯が興味深い。
それまでいろんなジャンルの本を出掛けきた行本氏(著者)に官氏は挨拶もそこそこ、いきなり
「私の本をだすなら30万部印刷すること。今日中に決めていただきたい」と切り出す。
5万部売れれば成功の世界で、健康に関する本も医学の本も数多く出版したこともある。
「台湾から来られたとはいえ先祖は中国。大風呂敷を広げて相手をひるませておいて交渉を優位に持っていく作戦か?」
「『たかが足揉み』どんな理論があるんだ?」
と半信半疑の著者。(私と同じだ(笑)足もんで健康になるってって思ってた)
そんな著者に官氏は理論を展開し、足を実際に揉んで説得。その結果、足をもまれて汗だくになる著者は「わかりました。1万部からスタートしましょう」と降参する形で出版を約束することになったらしいです。
図解官足法にもこのエピソードがありましたが、このオファーに官氏は「大丈夫、私の本はストップしないから」と返事したそうです。
これが、いまや160万部のベストセラーというかロングセラーの誕生の裏話だそうです。
官足法のやり方とか理屈は非常にわかりやすい。
「足の汚れ~」を読んだだけだと私の理解力が弱いせいで、20回近く読んでも難しすぎだと思った部分が「なるほど!」に変わりました。
「切腹を思い出してやれ!」
「思い出せって言われても切腹なんてしたことないんですが」
このやりとりに笑いましたw
なるほど、切腹する覚悟と力が必要なんですね。ちからの入れ具合はやはりわかりませんが、なんとなく判ったような気がします。(もちろん切腹なんてしたことないですが)
ところで土踏まずのかかと側に米粒大のしこりがあれば糖尿病ですか?・・・しっかりあるんですけど・・・。
初めは怪しいと疑ってかかった著者ですが、現在は官足法を普及させるため先頭に立って全国でセミナーを開いているとか。官足法が宗教なら教祖様みたいな存在。私は信者(笑)
実際あれこれ健康になるため試したけど効果なく、最後にすがったのが足つぼ。気がついたら本もグッズもたくさん買っちゃいました。
「たかが足揉み」・・・そうですね。正直馬鹿にしてました。でもその「たかが足揉み」すらしてない人が多いから医療費が国家予算並みにまで膨れているんだろうな。
医者と製薬会社が国を滅ぼしてるんじゃないかと短絡的に考えちゃいました。
みんな足揉めばいいんだよ。
そうすりゃ消費税も0%でもやっていけるんだよ。
お給料の明細見ると怒りがこみ上げてきた.。 (--;)