今回ご紹介するのはTHE DAMNED。いわゆる「三大パンク」の一角を占めるバンドだけど、ほかのSEX PISTOLSやTHE CLASHと比べたら一歩知名度で劣るかもしれない。でも後発に与えた影響は断トツで一番だと思うんだよね。
もちろんワタシは3大パンクみんな好きなんだけど、SEX PISTOLSは少しエキセントリックすぎるし、CLASHはストイックすぎる。
でもDAMNEDは聴いてまず飛び込んでくるのはバンドの演奏のカッコよさ。それだけではなく抜群のポップセンスを感じるし、メンバーのキャラクターも超個性的。それでいてなんか親しみを感じる。
VOのデイヴ・ヴァニアンはゴシック的なメイクと歌唱法でパンクらしさは皆無、ブライアン・ジェイムス(のちに脱退)のギターは粗削りだけど切れ味抜群、そしてそこはかとなく感じるブルースフィーリングがたまらなくカッコいい。ベースのキャプテン・センシブル(のちにギターに転向)は超変人(笑)だけどDAMNEDのポップセンスはこの人なしでは語ることができない。そしてラット・スキャビーズ(のちに脱退)の破壊的なドラムこそがDAMNEDのサウンドを特徴づけているといっても過言ではない。
こんなバラバラな4人だけど、その個性が見事に調和・・・というのは嘘でその個性が交わらずにケンカしているところが逆にカッコいい。
だから今でも大きなホールではなくLIVE HOUSEが似合うバンドなんだろうな。そういえば余談だけど、この前の来日の時、アンコールの拍手が鳴りやまない中、キャプテン・センシブルがひとり舞台に出てきて
「お値段以上ニトリ♪」
って歌って颯爽と帰っていったことが忘れられない。そんなユーモアセンスも彼らの魅力の一つ。
おススメはDAMNEDの魅力が一枚に凝縮されたといってよい1st「Damned, Damned, Damned(地獄に堕ちた野郎ども)」、ギターがキャプテンセンシブルに代わったばかりの「Machine Gun Etiquette」、実は私が一番好きな「The Black Album」、パンク色を廃しゴシックロックへ大きく方向転換した「Phantasmagoria」も実は名盤、最新作の「Evil Spirits」もなかなか良い。
ということで、ご紹介する映像は我々が「負け犬2017」でイントロ部分をパクらせていただいている「LOVE SONG」を。最近のLIVEの映像が上がっていたのでこちらを。
この曲は「Machine Gun Etiquette」に収録されていて、このタイトルはTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT のバンド名の由来にもなっているのよ。そういえばthe birthdayもこの曲ライブでカバーしていたっけ。という事で。




