軽井沢 | ログハウス・ビルドのブログ

軽井沢

四半世紀前、北海道でのログハウス修行の帰り、日本海側の海岸線を車で南下し北海道と並ぶログハウス先進地の信州に有る、多くの別荘地帯を見て回りました。

 

軽井沢もその一つ。

山並の奥に富士山の頭を見ながら、東京駅から新幹線で僅か1時間10分。

 

 

軽井沢駅から見る最初の景色は 「プリンスホテルスキー場」

白銀のゲレンデに粒の様に見える多くのスキーヤー。雪に縁の薄い者には驚き。

 

 

初日は 「旧軽井沢」 へ。

この地は夏の場所と思われてか、日本人はほぼ皆無。4月まで閉店の張り紙もある商店街では、沢山の中国語と韓国語だけが賑やかに聞こえてきます。

 

 

奥へ奥へと進むと人影も消え、中山道軽井沢宿の一つ沓掛宿 「つるや」

 

 

そして軽井沢開発の父と言われるショー宣教師の別荘

 

 

所々に見掛けるログハウスも、この季節は無人

 

 

新たな案内札も有るものの時代を経た札が多く、建物も同様に時間の経過を感じさせる物が多く見られました。

 

 

ここから右折して狭い昔の道を進むと、群馬との県境もすぐそこ。

熊野古道も良かったけど、昔から中山道も歩いてみたいとの夢有り、歩き掛けると

 

 

隣りに真新しい看板!

しばし立ち止まって、今年は熊の被害が多かったなぁ、残念ながらユーターン ^^:

 

 

今日の宿はいかにも軽井沢風、木立の中のペンション

 

 

翌日は、「しなの鉄道」で一駅西の 「中軽井沢駅」 から、浅間山を見上げながら先ずは大通りを北へと、歩け歩け。

 

現在は住宅が主流ですが、バブルの頃はログハウスといえば別荘。

大企業の開発した大きな別荘地帯が道の両側に数知れず、前回は車であちこちと回り、多くのログハウスを拝見しました。

 

 

駅まで戻り今度は南の方へ。中之島を浮かべた 「塩沢湖」

 

 

昔の郵便局を移築したと言う 「野の花美術館」

 

 

その近くには昔流行ったダブテイルノッチのログハウス

 

 

貸別荘のログハウスも今はお休み

 

 

何とも時代がかったログハウスが国道沿いに健在

 

 

軽井沢駅前の交番も風情のある佇まい

あちこちと歩きに歩いて、懐かしさと共に想い出が沢山よみがえってきました。

 

 

帰りも成田から宮崎まで雲の絨毯ばかりでしたが、僅かに富士山が雲の間に顔を見せてくれました。

 

今夏 「山小屋2泊 初めての富士登山ツアー」に参加しましたが、雨と強風に登山ガイドが「低体温症の恐れあり、撤退」 8.5合目から無念にも引き返し下山しました。

寒いのなんの、誰も異議をとなえず、何としても頂上への声、皆無。

 

来年はツアーではなく、自分で山小屋3~4泊予約して、余裕を持って再挑戦したいと願っています。

 

来たる年が皆様に取りまして良い年で有ります様、心よりお祈り申し上げます。