博多祇園山笠(2) 「追い山笠(ヤマ)ならし」
早朝の「追い山笠」より約1㎞ 短い距離ながら 「追い山笠ならし」は午後3時59分から順に 七つ全ての舁き山が本番さながらに約4㎞ を疾走します
別コースながら 上川端通の飾り山笠も 煙を吐きながら巨体が走ります
何時間も前から準備してきた大人も子供も 高揚感で幾らか胸が躍っている様子
子供達も交代で台上がりし 写真に納まっています
境内の観覧席では何時間も前から席が埋まり始め 多くの観客も同じような高揚感に包まれています
参道に順番に並べられた舁き山笠では
それぞれの地区ごとの集団と 幹部役員との
手締めが続いていき いよいよの気分が盛り上がって行きます
いよいよ一番山笠が出発位置に据えられ「10分前~」などの放送が緊張感を高めていきます
「10秒前~」に合わせて肩を入れ
大太鼓の音とともに 力強い声が上がり 動き出しました
直角に曲がる所が10ヶ所 清道旗の立つ180度回る所が3ヶ所
いずれも見物スポットで その一つの「承天寺」前にも大勢の見物人
大人にはそれぞれに役割が有る様ですが 子供達にも責任を持って受け持つ役目が与えられています
地区ごとの「招き板」を持つ子供達もいっぱしの「山のぼせ」の様です
狭い道ながら大きく下る石畳の両側にも 大勢の地元の人達が「勢い水」を準備して待っています
全ての人がびっしょりと濡れながら 威勢よく駆けていきます
「千代流れ」の子供達は それぞれの地区名を染め抜いた旗を掲げ
その後ろから最後の七番山笠が駆け抜けて行きました
そしてこちらでは 「上川端通の大きな飾り山笠」が
大きな歓声を受けながら 怒涛の如く動いていきます
今日の「廻り止め」には それぞれのタイムが掲示されました
そこから約1km の先に 本番の「追い山笠」の廻り止めがあります
少々くたびれてポケットの万歩計を見ると 2万5千歩
舁き手や年配者そして子供達のエネルギーたるや大変なものです!




















