国道269号線を山之口から高牟礼さんの建築現場へ向かう途中、蓼池地区の田圃に竹で組んだ櫓が忽然と現れました。
えびの市など霧島周辺や都城盆地で行われる正月行事の「竹はしらかし」のようです。

地区ごとに行われる厄払いの行事で、厄年を迎える人が火を入れ、

2~3メートルに切った竹と各家から持ち寄った正月飾りや古くなったお守りなどを焼くそうです。

焼けた竹を地面や石などに叩きつけ、そのはじける音で厄を祓うのだとか。その竹を家に持ち帰って玄関に立てておくと、厄除けや魔除けにも。

大淀川の上流部を流れる沖水川の河川敷でも準備されていました。
快晴の中、霧島連山もきれいな姿を見せています。