ヨーロッパパイン
フィンランドから輸入するログの素材を知りたいとの問合せがございましたので、少し古い写真ですが、伐採風景も含めて掲載致します。
ヨーロッパパインはパイン(松)と言っても、日本の松の様な枝振りではなく、真っ直ぐに成長します。
ウィキペディアに依ると、「常緑針葉樹で通常、高さ25m、幹の直径は1m程度にまで育つが、高さ35-45m、幹の直径1.7mに達するものもある(エストニアでは46mの高さの樹齢220年の木も見つかっている)。平均寿命は150-300年であるが、スウェーデンにある最古の木は樹齢700年を超えている」とあります。
チェーンソーの付いた大きなアームで根本を掴んで切り倒し、
横に滑らせながら枝を落し、
規定の長さで切断していきます。
僅か一人の作業で、しかも短時間で、何本もの丸太が積み上げられました。
寒い所だけあって成長が遅く、どの丸太も非常に目が詰まり、その中でも樹齢80~120年位の丸太を十二分に乾燥させてからログに加工される予定です。
荷台に乗せられ工場へと搬送されて行きますが、
山ではなくて大平原で集積される素材は、日本の木材と比べるとコストが遥かに安く、また歴史が有るだけに加工技術も大変優れています。







