屋根造作-3
南側中央の急傾斜で、垂木架けが始まりました。こちら側も棟木を桁よりやや長くしてあります。
下で先端を斜めにカットした垂木を、棟木と桁に載せ、
墨付けした位置に置いて、先端の合わせや反りなどを確認し、
再度、先端を正確にカットして固定していきます。
大工さん8人総掛かりの施工です。
棟木の先端が少し出ている分、右側2本は斜めに架かります。
頂上では、両側の垂木の合わせを調整し、
二本の垂木を合板で挟み、更に両側から8個のL金物で固定します。
明日、排水枡の設置工事予定で、アスファルトカッターが到着しました。受益者負担金は既に前の地主さんが支払い済みなので、無償で市が工事をしてくれます。
三本目からは真っ直ぐに架けられています。ここから455mmピッチの予定でしたが、念の為303mmに変更してもらいました。
垂木納めに合わせて、柱が少しカットされつつあります。
角度を見ながらチェーンソーで、柱の角が斜めに除かれていきます。
上と下の接点を何回も確認しながら、
慎重に取り付けられていきます。
一番長尺の垂木が全て架かりました。
次には、棟木と谷木の間に、垂木が次々と設置されています。
内側になる程、だんだん短い垂木となっていきます。
下でカットされた垂木が、上で微調整されながら、一本ずつ設置されています。
頂点から南西へ流れる谷木と、それを挟む垂木。
こちらは南東へ流れる谷木です。
それぞれが立ち位置で持ち場を確保しながら、一本ずつ慎重に設置されています。
下では、垂木の上と横に線引きして、垂木を斜めにしながらチェーンソーでカットしています。
南側中央の、屋根と天井の形が、ようやく現れてきました。
無事に終了。
今日の雨予報は運良く外れましたが、明日は雨になりそうです。家内外の片付けが行われています。
一番難しい急角度の屋根骨格工事が何とか終わりました。
野地板張りと防水ゴムアスルーフィングの設置も一仕事になりそうです。
いつの間にかアスファルトのカットも終了したようで、明日には道路を閉鎖しての公道工事が行われます。



























