中学校の支援級

 

中学校は担任の先生がいるものの

授業は教科担任制

 

支援級はどんな感じで

すすめられているのだろう?

 

お話を伺ったのは教頭先生

1時間授業見学をさせていただきました

 

情緒クラスは教科担任制

これは、ルールにのっとたもの

 

知的クラスは様々な教科の先生が

交代で授業をしている

保健体育の先生が国語を教える日もあれば

理科の先生が国語を教える日もある

という具合

知的クラスには、教科担任制という

ルールはないそうです

 

 

ちょっとモヤモヤしたんですよね

 

 

知能の低い子が理解出来るように

どうしたらいいのか?を試行錯誤

しながら、理解に導いていけたら

教科担任の質は格段に上がるのに。

 

 

そう思った自分と

 

 

いやいや、良い方に考えたら

いろんな先生がいろんな教科を

教えて関わってくれたら

学校中の先生がこの子の理解を

してくれるし、いろんな方と接するのは

悪くはない

 

 

でも、1つの教科をいろんな先生が

教えるのは混乱を招かないか

 

 

いろんな想いが駆け巡ったんです

でも、やってみないとわからない…

 

 

見学に行って良かったことは

事実ではない情報が出回っていること

が発覚したこと

 

 

支援級と通常級の交流は全くない

と聞いていたけれど、そんなことは

なく、5教科以外はすべてみんなと

一緒に過ごすということ

 

 

試験は通常級の子たちと同じものを

すると聞いていたけど

その子にあったレベルの試験内容の

ものをするということ

 

 

相変わらず、私は通常級で多くの時間

を過ごさせてやりたいという想いを

熱く語ってきました

 

 

机上で道徳の授業をするよりも

身近に子ども達どうしで学べる環境が

あること

障害を持つ子もそうでない子にとっても

一緒に過ごすことの時間が多ければ

お互いの心も育つ

 

 

学校という大人に守られた環境の

中だからこそ、トラブルが起こったときには

どう対処するのか大人が教えてあげればいい

 

 

社会に出た時に

守られた環境で育った子にトラブル回避

の術は身に付いているのだろうか?

 

 

以前、学校の先生から報告がありました

「○○君(息子)の言動で、お友達がカッと

なり、怪我をさせてしまいました。

その子には注意しました」という内容

 

 

この連絡にどう返事をしますか?

 

 

私は、こういうことが息子を伸ばすチャンス

ト考えています。

息子の言動がことの始まり

 

 

先生には息子の言動の確認をお願いしました

それによって対処の仕方が変わって

きます

 

 

お友達が手を出してしまったことは

いけないけど、そこの注意の前に

手を出してしまうほどの何かがあったのだと

いうことに目を向けないと

息子自身がそういうことを

言ったりしたりしたら

お友達が嫌な気持ちになるんだという

1つの学びのチャンスを逃してしまう

んですよね。

 

 

息子の言動に問題がなければ

お友達の方に関わりが必要になってきます

 

 

注:子ども同士のよくある風景にまでは

  いちいち介入はしませんよ

  

 

そういうまだ大人が介入してくれる

学生の時に経験して学んで社会に出る子と

 

 

ずーと、守られた環境化にいる子が

社会に出るのとは

 

 

その後の人生は全く違ったものになる

 

 

それは、障害のない子にも同じことが言える