カワサキZ1のエンジン組付け作業です!!
今日もまだまだ残暑がきつくて、日中は普通に35度を超えておりました。
大体お盆を過ぎると、少し涼しくなってくるはずなんですが、
なかなかの暑さが続いています。
関西方面ではかなり雨が少ないみたいで、ダムの貯蔵量もかなり少ないみたいですね。
今日は昨日の続きで、修理車のカワサキZ1の、
エンジンの腰上廻りの組付け作業です。
まずこちらはカムチェーンテンショナーの、ローラですが、
右の物が元々付いていた物です。
かなりローラーが削れてしまっています。
もちろんこちらも交換して組付けます。
こちらはシリンダーに付くカムチェーンのガイドです。
これも右側が元々付いていた物ですが、ガッツリチェーンの跡が削れています。
この部品はさらに削れて行くと、ステーが折れて、下の部分が外れてしまいます。
そうなると破片がエンジン内部に入り込み、他のトラブルの原因になりますね。
そしてこちらもカムチェーンのアイドラーギアですが、
元々付いていた物は破損していて、この様にシャフトに付いているベアリングが、
ダンパーから千切れてしまっていました。
このアイドラーギアは前後に2個付いていますが、こちらも2個共交換して組み付けて行きます。
またこちらもカムチェーン廻りの、トップアドラーギアです。
アイドラーギアもガタガタで、さらに取り付け部のダンパーは取り外しの際に、
砕けてしまっていました。
ダンパーが劣化していて、本来はゴムなので弾力が有るんですが、
完全に硬化してしまっています。
トップアイドラー廻りもすべて一新です。
アイドラーギアはもちろん、ダンパー類も交換して組み付けて行きます。
そしてシリンダーや、シリンダーヘッド廻りを得組み付けて行き、
カムシャフトを組んで、バルブタイミングを合わせて行きます。
分解前は2コマもズレが有りましたが、きちんとタイミングを確認しながら、
組み付けて行きます。
そして昨日も紹介しましたが、タペットのクリアランスの調整です。
これらの工具を使用して、タペットキャップとカムシャフトのクリアランスを調整して行きます。
カムシャフトが組付けられたので、お次はこちらのタコメーターギアの、
オイルシールとガスケットOリングの交換です。
予想通りOリングはパキパキに硬化しており、取り外しの際に割れる位でした。
ちなみにZ1等の前期特有の、M6のマフラースタットボルトですが、
元々付いていたボルトが曲がっていたりしていたので、
強化タイプのスタットボルトに交換して置きました。
そしてシリンダーヘッドカバーも組み付けて行き、エンジンはひと段落です!!
そしてマフラーやキャブレター廻りを取り付けて行き、
いざエンジンを始動させていきます。
エンジンはすんなり始動してくれて一安心です。
そのまま低回転で扇風機で風を当てながら、ピストンリングの初期の当たりを付けて行きます。
とりあえずエンジンも始動してみて、違和感も無く良い感じで御座いました。
このZ1は、近々でエンジンを分解した形跡が有ったんですが、
ガスケットを交換しただけで、肝心の消耗品関係の交換は全くされておりませんでした。
と言うか、バルブタイミングがズレたまま組んでいたり、
ノックピンなどが入っていなかったりして、逆に壊しているような組付け方でした。
本来は分解した際に交換や加工処理を行わないといけない箇所を、
すべて無視して、完全にガスケットのみを交換しただけでした。
ただそれでもオイル漏れを起こしていましたが・・・・
作業をした人は、その作業でもオーバーホールをした、と言うのか聞いてみたい所です。













