久しぶりの2台の車検でした!! | ZUMAのブログ

久しぶりの2台の車検でした!!

今日もまた暑さが戻って来ちゃいましたね~~!!

昨日若干気温が下がったかと思ったら、

今日はガッツリ暑さが戻って来ちゃったみたいです。

 

今日は久しぶりに、2台車検に行って参りました!!

少し前まではデフォルトだったんですが、

如何せん車検の予約が全く取れない状況が続いて居り、出来なかったんです。

 

車検は最終4Rに2台予約が取れたので、

ゼファー1100と、CB750K1の車検に行っておりました。

無事2台とも1発OKでした!!

 

 

戻って来てから、試乗や磨き、書類制作等々なんだかんだで、

今日は疲れました。

 

そしてこちらは修理でお預かりのCB400Fですが、

クラッチの不具合でお預かりした車両です。

 

クラッチがアジャスターでワイヤーを張っても、

切り切れない状態でした。

 

 

単純にアジャスターかな??と思い、アジャスターを確認して行きます。

 

 

と思ったんですが、アジャスターのロックナットのねじ山がナメってしまっていました。

 

そんな時は以前買って置いた工具が活躍です!!

マックツールのねじ山修正用の工具です。

修正を掛けてみたところ、軽度のナメだったので修正成功でした!!

 

 

ただ、アジャスターでいくら調整を行っても、やはりクラッチは切り切れず・・・・

お客さんに相談して、クラッチカバー内部も確認して行くことになったので、

カバーを取り外して、クラッチ廻りを分解して行きます。

 

 

クラッチを分解してみると、クラッチのスチールプレートの向きが逆だった位で、

大きな組み間違えなどは有りませんでした。

 

この辺りは以前知り合いの方に、クラッチ交換等を行ってもらったとの事でした。

 

 

またクラッチハウジングのガタツキも、有る事は有りますが、

そこまでひどい状態ではない感じです。

 

 

こちらはクラッチカバーですが、カバーにはレリーズベアリングが付いています。

 

こうなってくると、ベアリングが怪しくなってきますね~~。

このベアリングはボールが3つ付いていて、

ベアリングのベースにくぼみが有って、レバーでくぼみから押し上げられて、

クラッチを押しています。

 

摩耗して行くと、受け側が削れて来て、

リフト量が少なくなってきて、切り切れない症状が出てきてしまいます。

 

 

これはクラッチカバーのキックシャフト部ですが、

オイルが漏れてきてしまっているようですね。

 

此処のオイルシールは在庫も有るので交換して置きます。

 

 

そしてこちらはクラッチワイヤーですが、

長さが異なるのが分かるでしょうか??

 

下の物が修理車に付いていたワイヤーで、

上のワイヤーが、他メーカーのクラッチワイヤーです。

 

ワイヤーの長さが異なるので、尚更遊びが大きくなってしまっていた様です。

 

 

さらにこちらはクラッチレバーですが、

ご覧の様にパワーレバーが付いています。

 

パワーレバーはクラッチを切る幅が少し狭くなってしまうので、

レリーズのベアリングが摩耗している場合は、

クラッチが切り切れなくなりやっすくなってしまいますね。

 

 

恐らくいろいろなことが原因で、クラッチが切り切れなくなってしまっていたようですね。

 

とりあえず今週は車検の車両が立て込んでいたので、

今週末は納車等で、バタバタになりそうです。