CBX400Fの2型のオイル漏れ修理です!! | ZUMAのブログ

CBX400Fの2型のオイル漏れ修理です!!

今日は暑かったものの、気温は下がったような気がします。

台風も近づいて来ているみたいで、その影響も有るんですかね??

明日辺りには関東にも影響が有るみたいなので、準備等々ご注意ください!!

 

今日は昨日の続きでCBX400の作業です。

お客様からのご依頼で、オイルパンの掃除のご依頼を受けていたので、

マフラーなどを取り外して行きます。

マフラーも今や貴重なモリワキフォーサイトですね~~!!

 

 

マフラーを取り外すと、オイルパンが見えてきます。

結構オイルパン自体は汚れて黒くなってきますね~~。

 

 

そしてオイルパンを取り外して、内部の確認です!!

内部はかなり綺麗な状態で驚きました。

殆どドロドロ汚れは無く、多少のゴミは有るもののかなり綺麗な状態です。

 

ちなみにCBX400Fの2型のオイルパンは、合わせ面がガスケットです。

1型はOリングタイプのガスケットですが、

2型は挟み込みタイプのガスケットになります。

 

 

内部は綺麗だったものの、外側はご覧の通り結構汚れていますね~~!!

 

 

と言う訳でひたすら洗浄です!!

汚れを落とすと、地肌が見えてきてくれました。

 

 

そしてお次はオイル漏れの修理です!!

 

このダイナモローターの下に付いている、製作段階の加工のメクラキャップ部分から、

オイル漏れがありました。

 

 

メクラキャップボルトには、シーリングのOリングが付いて居ります。

このOリングが劣化して来て、オイル漏れを起こしていたようですね。

 

 

ちなみにこのメクラキャップは左右に付いています。

なので、現状では漏れは見受けられませんが、

予防策として、スターターカバー側のOリングも合わせて交換して行きます。

 

 

そしてオイル漏れのチェックでスプロケットカバーを取り外して、

内部を確認して行きます。

 

するとよくよく見てみると、シフトペダルのシャフトのオイルシールが、

飛び出てきています。

 

 

ペダルのクランプを取り外して良く見てみると、

やはりオイルシールがはみ出てきていますね~~。

 

また、このシフトカバーの下側からもオイル漏れが有ったようで、

下部がかなり油汚れがこびり付いていました。

 

 

カバーを取り外して、内部を見てみますが、

こちらもオイルパン同様に内部に汚れは溜まっていませんね。

 

 

そしてこちらがシフトシャフトを取り外した状態のシフト部分です。

 

シフトシャフトの付け根にもクラックなども無く良好な状態でした。

古いガスケットを剥がして、面出しをして、

シフトシャフトのオイルシールを交換して、カバーを組み付けて行きます。

 

 

オイルシールの入り具合はこんな感じです。

大体カバーとツライチ位なんですが、交換前はかなり飛び出ていたようですね。

 

 

そしてシフトカバーを組付け完了です!!

 

 

こちらは取り外したスプロケットカバーです。

ご覧の様にチェーンオイルなどの汚れが、カバーに溜まり込んで来ています。

 

 

と言う訳でこちらも洗浄です!!

泥汚れなどを落として、綺麗サッパリリフレッシュです。

 

 

スプロケット廻りは完了でしたんですが、

オイルパン部の、このオイルクーラーの取り出し部のOリングを注文し忘れておりました!!

 

さすがに古いOリングは再使用できないので、部品待ち状態になってしまいました・・・

 

 

また、腰上廻りのヘッドカバーガスケットからもオイル漏れが確認できたので、

そちらも合わせて交換や、タペット調整なども行っていきます!!