モノサスリンク廻り、やガバナ溶接です!! | ZUMAのブログ

モノサスリンク廻り、やガバナ溶接です!!

今日は一日中雨が降っておりましたね~~!!

梅雨らしいお天気でした。

明日からは少しだけ天気が回復してくれる??みたいです。

 

さて今日は、こちらのエイプ100の、リアサスのリンク廻りの、

ブッシュやカラーが到着したので、組み付けて行きます。

 

 

元々のカラーとブッシュと新品の部品です。

 

摩耗しているブッシュは、割れてしまっていて、

ブッシュ自体もかなり薄くなってしまっています。

 

 

リアサスが直接つく箇所は、銅ブッシュになっていますが、

元々の物は完全に固着してしまっています。

 

 

またブッシュに入るカラーは、ご覧の通りです。

ブッシュとの隙間が出来てしまい、錆が出てかなりボコボコになっておりますね。

 

 

そして各ブッシュを打ち替えます。

ブッシュは圧入されており、また2個は樹脂製なので、

慎重に打ち替えないと、圧入する際に割れてしまったりしてしまいそうです

 

 

そしてたっぷりとグリスを塗りつけて、リンク廻りの完成です!!

 

実は年々メーカーもコストダウンで、グリスニップルが無くなったり、

ピボット部分のベアリングの仕様をやめて、ブッシュにしたりしていて、

部品自体の耐久性は落ちているような気もします。

 

一般的な旧車の方が、コストが掛かっていて、

きちんと定期的にメンテナンスをしていれば、部品は長持ちしてくれそうな気がします。

 

 

そしてお次はこちらのCB750エクスクルージブです。

 

ウオタニを取り付けて行くので、作業を行っていきます。

 

 

このCB750F系のエンジンは、CDIに加えてピックアップコイルも結構弱点だったりします。

今回はピックアップコイルもウオタニ製の物に交換します。

 

 

ただそのためには、点火時期を進角させるガバナの加工が必要になります。

 

ガバナは、一定の回転数で点火時期を変化させている部品ですが、

ウオタニに変更する場合、その機能をウオタニのコントロールユニットで、

行ってくれるので、この純正のガバナは点火時期が動かないように加工します。

 

 

ガバナを分解して、点火時期をアイドリング時の状態で固定するように、

加工を行います。

 

 

進角機構の部品を取り外して、その位置で固定させて、

溶接します。

こちらが溶接加工後のガバナです。

 

4か所点溶接して、ガバナが固定できました。

 

 

そしてピックアップコイルやガバナを交換して、

クリアランスの調整も行って置きます。

 

 

そしてコントロールユニット等も取り付けて、

組付け完了です!!

 

 

とりあえず、最近は天気が悪くて全然試乗などが出来ておりませんが、

明日は止んでくれるみたいですね~~!!