ステムベアリングは大事ですね!! | ZUMAのブログ

ステムベアリングは大事ですね!!

今日は昨日と打って変わって、どピーカンでしたね~~!

日中は暑い位で、Tシャツで十分な位の気温でした。

この季節も熱中症が多いらしいので、皆さんもご注意ください!!

 

さて、今日はこちらのKZ1000LTDの試乗作業からです。

先日スロージェットを変更してみたので、様子を見てみます。

 

 

とりあえず色が分かり易いように、スタンダードのプラグで走って来てみて、

以前よりもかなり良い感じに焼けてくれておりました。

 

 

またアクセルの開け始めの1000~2000回転付近の谷も、

だいぶ改善されておりひと段落です。

 

そしてお次はこちらのCB750K1です。

敷地内を低速で試乗してみたところ、ステムベアリングのガタが大きかったので、

ちょっとその辺りを確認して行きます。

 

 

ステムベアリングはフレームと、フロントの足回りを繋いでいる箇所で、

アンダーステムとトップブリッジで、フレームネックを挟み込んでいます。

 

その挟んでいる箇所の上下にベアリングが入っており、

ハンドリングがスムーズに動くようになっています。

 

ただそのベアリングにガタが有ると、フォークが沈んだ際などに、

上下方向ににガタが出てしまいます。

 

 

恐らくはステムトップナットを少し締め付けるだけで、ガタツキは取れそうな感じだったので、

トップブリッジの下にあるナットを締め付けて行きます。

 

 

ステムナットを締め付けるには、一度トップブリッジを少し浮かせてから、

ナットを締め付けます。

 

 

トップブリッジの各ボルトナットを緩めて行くんですが、

この両サイド部分に、本来入っているはずのワッシャスペーサーが入っていませんでした!!

 

ここにワッシャが入っていないと、締め付けた際にトップブリッジが割れてしまいます。

 

 

こちらは純正のワッシャスペーサーです。

幸い在庫が有ったので、これを両サイドに入れて置きます。

 

 

ちなみにワッシャを入れて締め付け後がこちらです。

締め付けて、縮む部分が少なくなります。

ワッシャを入れないで締め付けてしまうと、隙間が大きいので、

トップブリッジのフォークをクランプする部分が割れてしまうんです。

 

とりあえずステムナットを締め付けて、ステムのガタツキは解消されました。

 

 

そしてお次はこちらの燃料コックです。

 

OFFの時は良いんですが、ONやRESにすると、レバー部分からガソリンが滲んできてしまっておりました。

 

 

レバー部分に入っているガスケットパッキンを確認してみると、

やはりガソリンの通路になっている箇所の淵が破れていますね~~!!

 

 

こちらも在庫が有ったので見比べてみると、一目瞭然ですね!!

 

丸い穴の中をガソリンが通って、その外周がリップになっていて、

シールしているんですが、破れているとそこからガソリンが滲んでしまいます。

 

 

そして無事パッキンを交換して、コックに組み付けて行きます。

 

 

コックはガソリンの滲みも止まってくれてバッチリでした!!