なかなかの状態のフロントキャリパーでした!!
先週末はかなり気温が上がって暑い位でしたね~~!
今日は予報よりも寒くは無かったんですが、
明日はかなり冷え込むみたいですね~~。
本当は定休日の昨日の月曜日は、先日直して置いたZ1Rに乗ろうと思っていたんですが、
まさかの強風で断念です・・・・
結構風の強いこの辺りの地域で、多少の強風離れているんですが、
それを加味しても風が強くて、尚且つこの辺は田舎なので、
田んぼや畑が多いので、土煙みたいになってしまっていました。
乗る準備はしていたので残念でした・・・
気を取り直して今日は売約車両の、GS425の作業からです。
まずはこちらのフロントのブレーキキャリパーからです!!
GSも最初期モデルはドラムブレーキでしたが、
その後ディスクキャリパーに、モデルチェンジして行きました。
キャリパーは、マスターシリンダーからの油圧で、
内部のピストンが押し出されて、ピストンがブレーキパットを押して、
ディスクローターを挟み込んでいる構造です。
ブレーキキャリパーを分解するとこんな感じになっていて、
大きく分けるとキャリパーサポートと、キャリパー本体になっています。
そしてキャリパーボディに入っているピストンを取り出して行くと、
かなり錆が出てますね~~~!!
ブレーキオイル/フルードは、水分を含みやすい性質が有るので、
定期的にフルード交換をしていなかったり、保管期間が長いと、
キャリパー内で水分が錆びて来て、この様になってしまいます。
錆が出てくると、当然ピストンは固着してしまいます。
またピストンは動いたとしても、戻らなくなってしまい、
ブレーキの引きずりを起こしてしまいますね~~。
兎に角キャリパー洗浄をして行きます!!
こちらがクリーニング後のキャリパーです。
内部の錆を除去して、シールの入る溝も念入りに掃除して行きます。
キャリパーには、色々なゴム関係の部品が使用されています。
ピストンのシールや、ダストブーツ等々ゴム部品は交換して、
ピストンも錆が出ているので、新品に交換です!!
そしてキャリパーは車体に取り付けて置きます。
パットは在庫が無かったので、とりあえず元々付いていた物を取り付けて置きますが、
部品が到着次第、パットは交換予定です。
さらに最近ウチでは定番になっている、ウオタニも取り付けて行きます。
ポイントから、ピックアップコイルに変更して、
イグニッションコイル廻りも変更して行きます。
ポイントからピックアップに変更することで、
点火時期調整が不要になったり、イグニッションコイルやポイント、コンデンサ等の、
点火系の部品のトラブルの不安は無くなりますね。
結構ポイントのギャップ調整や、点火時期調整、ガバナのメンテナンスなどは、
工具も必要ですし、ある程度知識も必要になって来るので、
結構ハードルが高いのかもしれませんね。
そしてこちらも売約車両の、ゼファーXですが、
ハンドルクランプが到着したので、早速車体に取り付けです!!
トマゼリのセパレートハンドルで、かなり前傾姿勢になりそうですね~~!!
ワイヤー関係も元々はアップハンドルだったので、
短い物に交換して、ハンドルに位置決めピンの穴加工も行って置きました。
ワイヤーがハンドルに合っていなくて、ビロ~~~ンとしちゃっているのは、
ちょっと格好良くないので、取り回しなどを変更しながら、
綺麗に見えるように取りまわして取り付けて行きます。