簡単そうで奥が深いタンクの錆取り作業です!! | ZUMAのブログ

簡単そうで奥が深いタンクの錆取り作業です!!

今日はかなり暖かくてポカポカ陽気でしたね~~!!

何やら予報では、今週末はかなり暖かくなるような感じです。

今日も上着が要らないほどの気温で、かなり過ごしやすかったです。

 

そして今日は数か月ぶりに手を付けた、ウチのZ1Rの作業からです。

リプロ品のメインキーが到着したので、取付完了いたしました!!

 

Z1Rはカワサキが、カフェレーサーをコンセプトにして設計したモデルで、

個人的にZ系の中で断トツで一番好きなモデルです!!

ベースはKZ1000ですが、角ばったデザインで直線的な印象の外観ですね~~。

カワサキに多いブラックエンジンもお気に入りです。

 

とりあえず数か月ぶりなので、エンジン掛かるかな??

と思っていたんですが、すぐに始動してくれてアイドリング等も落ち着いてくれていたので一安心です!!

このZ1Rは、0.5mmの純正オーバーサイズで、ヨシムラのST1ハイカム、

MK2の純正キャブ、オーリンズ位のカスタムですが、

非常に良く走ってくれて、高速道路でも大体25km以上は走ってくれます。

 

 

そしてお次はこちらのGT380のガソリンタンクです。

お客様の持ち込みで、錆取り処理の作業です。

 

錆取りは簡単そうで奥が深い作業で、

お客様も錆取り処理を行ったとの事でしたが、一緒にカメラで内部を確認した所、

錆が結構残っていたので、再度処理を行っていきます。

 

 

タンク内の錆は見えない箇所に錆が残っている事が非常に多いんです!!

特にタンクの後部のプレスの合わせ部分や、底の方のプレス部分などは、

給油口からは絶対に見えないので、錆取り処理を行う場合はカメラは必須です。

 

 

また注意したいのがGT380等は、このタンクエンブレムの取り付け部分が、

錆取り処理で穴が開きやすいんです。

 

錆を除去するとそれまで錆で埋まっていたピンホールが出て来てしまう事が有ります。

 

 

一般的にタンク内の錆の確認は、給油口からしか確認できませんが、

給油口から見える範囲はほんの一部です。

 

なのでバイク屋さんで錆取りしてもらった、と言うタンクでも、

場合によっては、きちんと錆が落ちていないことも多々あります。

 

 

ウチでもアストロのカメラですが、かなり重宝しております。

 

基本的な錆取りの手順は、高圧洗浄でタンク内を洗浄して、

ある程度表面の錆を落として、タンクの錆取り剤に漬けます。

そして錆取り剤を抜いて、再度高圧洗浄で内部を洗浄します。

そこで一度カメラで内部を確認して、まだ錆が有る場合は再度錆取り剤で、

綺麗になった場合は、内部の水分を除去する為、念入りにエアブローを行います。

エアブローだと取り切れない水分は残っているため、タンク内を乾燥させて、

その後錆防止のため再度新しい錆取り剤で軽く内部を洗って、

もう一度タンク内を乾燥させて作業は完了です!!

 

結構手間のかかる作業なんですね~~。

 

 

そしてこちらは売約車のGS425で御座います!!

 

先日キャブを仕上げたので、車体鵜に取り付けて行きます。

 

 

ワイヤー関係も取り付けて行くので、スプロケットカバーも取り付けます。

その前に、このままでは組付けられないので、

まずは洗浄を行っていきます。

 

 

カバーや、クラッチレリーズ等を洗浄して、

クラッチレリーズにはグリスアップを行って組み付けて行きます。

 

 

そしてキャブやウインカー等も取り付けて行っちゃいます!!

 

 

先日紹介したニューペイントのテールカウルも取り付け完了です!!

 

 

ニューペイントの外装は触るのが怖いですね~~~!!

恐る恐るの取り付けです。