試乗日和な一日でした~~!!! | ZUMAのブログ

試乗日和な一日でした~~!!!

今日は朝は寒かったですが、すぐに気温が上がってくれて、

かなりポカポカ陽気でしたね~~!!

3連休は皆さんいかがお過ごしでしたでしょうか?

 

僕は定休日だった昨日は、息子とデートしておりました。

近所に出掛けていたんですが、一緒に遊んでいたら、

見事に今日は筋肉痛です・・・・

 

さて今日はピストンリング待ちだった、修理車のGT380の作業です!!

ピストンリングが到着したので、早速組付けて行きます。

まずはシリンダーに新品のピストンリングを入れて、

リングの合い口のクリアランスを確認して行きます。

 

 

3気筒ともにシリンダーの内径とリングのクリアランスは良好だったので、

ピストンにリングを取り付けて、いよいよシリンダーなどの腰上廻りを組んで行きます!!

 

 

GT380の場合は3気筒ともにそれぞれシリンダーが別体なので、

各シリンダーを順番に組んで行きます。

 

 

シリンダーが組めたら、ヘッドを乗せる前に、

点火時期が正しいかを確認して行きます。

 

左のシリンダーの点火時期マークを合わせて、

ピストンが圧縮上死点前何mmの所に有るかを確認です。

これがズレていると、いくら点火時期をマークで合わせても、

根本的に合わせギアがズレてしまっているので、正しい点火時期には調整できませんね。

 

ピストンの位置は、きちんとした数値の位置だったのでOKでした!!

 

 

こんな感じで、圧縮上死点前何mmの所にピストンが来ているかを計測です。

 

 

そしてお次はシリンダーヘッドを乗せて組み付けて行きます。

シリンダーはそれぞれ気筒ごとに別体ですが、

シリンダーヘッドは一体型なんですね~~。

 

 

シリンダーヘッドを取り付けたら、スズキ特有の、

ラムエアカバーも取り付けて行きます。

 

 

腰上が組付けられたので、スプロケットカバーも組んで行くんですが、

クラッチを切ると、若干カバーが動いてしまっていました。

 

 

GT380の後期型の方は、このスプロケットカバーにラバーが入って、

尚且つ取付ボルトにはカラーが入っています。

 

大抵ラバーは劣化等で無くなっているんですが、

これはホースを割いてラバー代わりにしてありました。

 

 

ただ、本来のラバーの方が厚みがあるようで、

その分カバーが浮いて、クラッチを切るとカバー自体が動いてしまっていたようです。

 

なので、この取り付け部のカラーの長さを少し加工して、

きちんと収まるように修正します。

 

修正後はカバーも動かずに収まってくれました。

カバーが動いてしまっていると、クラッチの力が分散されてしまったり、

ボルトに力が加わってしまって、割れてしまう原因にもなりますね。

 

 

そしてキャブレター等の付属部品を取り付けて行き、

いよいよエンジンを始動です !!

 

 

エンジンはすんなり始動してくれて一安心です!!

 

まずオイルポンプのエア抜きを念入りに行ってから、

様子見の試乗です!!

 

 

最初はゆっくりと10km程様子を見ながら試乗して来て、

オイルラインに問題がないかなどを確認してから、再度試乗です!!

 

そのごぶっ通しで100km弱走って来て、問題無く走って参りました~~!!

 

 

ピストンリングが新品なので、回転は上げずに走って来ても、

プラグも焼けておりました。

 

とりあえずは一安心です!!