GS400のエンジン腰上組付け作業です!! | ZUMAのブログ

GS400のエンジン腰上組付け作業です!!

週末はやはり雨だったりで、結構冷え込みましたね!!

ただ週が明けてくれてからは、少し穏やかになって来て、

今日も比較的過ごしやすい陽気でした。

 

今日はまずは売約車両のGS425Eの、ガソリンタンクの錆取り処理からです。

錆取りは一見簡単そうな作業な印象が有りますが、

実はとても奥が深いと言うか、大変な作業なんです。

 

 

給油口から見た感じだと、とても綺麗に見えても、

実際はどうなっているかは、カメラ等できちんと内部を確認しないと、

見えない箇所は分からないんです。

 

 

と言う訳で、カメラをみえない箇所に入れ込んで、

内部の状態をチェックです!!

 

ご覧の通り、かなり綺麗な状態で安心いたしました。

基本的に給油口の裏側などは確認ができにくいので、

良くカメラなどで状態を確認しないと、錆が残っている場合が多いんです。

 

 

ちなみにガソリンタンク下部のこのプレス部も、見えにくい箇所で、

上のカメラの画像はこのプレス部分です。

 

特にタンクの後部等は非常に確認しにくいですね。

そういったところの錆までがきちんと取れて初めて錆取り作業が完了なんです。

 

 

そしてお次はこちらの同じく売約車のGS400の

エンジンの腰上廻りの組付け作業です!!

 

先日ピストンまで組付けたところまで紹介した所でした。

 

 

ピストンまで組付けられたら、一気にシリンダーとシリンダーヘッドを組んで行きます。

 

シリンダーヘッドが乗ったら、カムシャフトを組んで行くので、

バルブタイミングを合わせます。

 

 

バルブタイミングを合わせて、スムーズにクランキングするかを確認して、

タペットクリアランスの調整です。

 

 

タペットクリアランスは、バルブ廻りに手を入れてあるので、

若干数値は変更します。

なので、タペットシムの厚みを選定してクリアランスを調整します。

 

 

タペットシムは、0.05mm刻みなので、マイクロでシムの厚みを確認しながら、

シムを選定します。

 

 

そしてカムシャフトが組めたので、タコメーターギアの、

消耗品も交換です。

オイルシールやOリング等を交換して、ギアケースを組んで行きます。

 

 

そしてヘッドカバーやタコギア廻りを組み付けて、

GSらしくなってきましたね~~~!!

 

 

さらにカムカバーやブローバイカバー等も取り付けちゃいます!!

 

 

さらにこちらの車両はノーマルマフラー仕様なので、

マフラーも組み付けます。

 

 

ノーマル仕様のGS400も良い感じですね~~!!

結構カスタム車が多いので、ノーマルはノーマルで個人的には渋いと思います。