ゼファー750のクランクシャフトのメタル合わせです!!
今日は1日かなり暖かかったですね~~!!
気温も結構上がったようで、3月の陽気だったみたいです。
この位暖かいと、日中であればバイクも気持ちよいかもしれませんね!!
さて、今日は修理車で作業中の、
ゼファー750のクランクのメタルベアリングの作業で御座います!!
クランクシャフトには、コンロッドが付いて居り、
コンロッドにもメタルベアリングが使用されています。
メタルベアリングは、半円の板状のベアリングで、
厚みが重要で、厚みによってクリアランスを調整しているベアリングです。
まずはコンロッドを取り外して、クランクピンの状態を確認です。
メタルに損傷などが有ると、ピン部に傷が入ってしまい、
酷い場合はクランクシャフトが使用できない場合も有ります。
ピン部はご覧の通り、綺麗な状態ですね!!
この穴からオイルが出ており、メタル部を潤滑しています。
この穴にもスラッジなどが溜まっている場合も有るので、洗浄して置きます。
そしてこちらは肝心のコンロッドメタルですが、
傷なども無く、比較的綺麗な状態です。
メタルにはサイド部分に色の区別が刻印されています。
旧車の場合大抵消えちゃっているんですが、
このメタルは綺麗に判別できますね。
そしてプラスチゲージを使用して、現状のクリアランスも確認して置きます。
プラスチゲージは棒状のゲージを乗せて、規定トルクで締め付けて、
潰れた幅を計測します。
そしてこちらはベース状態のXS1Bで御座います!!
ちょっとお問い合わせを頂いて、倉庫から引っ張り出して持ってまいりました。
かなり前に少しだけ紹介したかもしれませんね。
仕入れてきた状態のままで、エンジンの始動確認も行っていなかった状態でした。
とりあえず状態を確認してから販売するかどうかを判断したいので、
まずはエンジンを始動させる準備です。
キャブは別に持っているので、何はともあれ圧縮を確認してみます。、
左右共に10k有りますね~~!!
キャブもベース状態なので、部品を注文して置いて、
追々仕上げて行こうと思います。