GTシリーズ作業が重なっておりました!!
今日は比較的暖かで、穏やかな陽気でしたね!!
ここ最近は記録的な寒波で、雪の被害が結構出てしまっているみたいです。
今年も残すところあとわずかになって来ておりますが、
ラストスパートと言う事で、追い込みです!!
まずは先日から紹介していた、こちらのGT550から!
試乗中にフロントブレーキのセンサースイッチの不良が有ったので、
戻って確認してみると、スイッチが割れていて、調整も効かなくなっていました。
スズキ系のフロントブレーキスイッチは、レバーが引かれることによって、
内部の端子がスライドして、接点が合いブレーキランプが付くんですが、
固着しているようでした。
この端子が左右にスライドしてスイッチが入ったり切ったりしています。
接点部分が焼けていて、スプリングも焼けてフニャフニャになっていたので、
中古品と交換して置きました。
また、リアのブレーキスイッチも調整しようと思ったら、
見事に割れていました・・・
このスイッチは樹脂製なので、割れやすいですね~~。
ブレーキスイッチは、在庫していた純正のスイッチに交換して完了です!!
また、フロントブレーキパットも取り外して見ると、
結構摩耗していたので、新品に交換して置きました。
そしてお次は同じGTシリーズの、GT380で御座います!!
先日リアのスポーク交換等を行っていた車両で、
点火の不具合??が有るようで、そちらを確認して行きます。
ポイントカバーを取り外して、クランキングさせてみると、
ん??と、嫌な感触が有りました。
と言うのも、このGT380は点火のポイントカムのシャフトは、
クランクシャフトから直接駆動されているのではなく、
樹脂製のギアを介しています。
そのギアが劣化等で割れることが良く有ります。
クランキングの感触がその感触に似ておりました。
プラグを抜いて、ポイント部でクランキングさせてみると、
ビンゴでした!!
クランキングさせてもピストンが上がってこない箇所が有ったので、
ギアが欠けていますね~~。
と言う訳で、ポイントベースを取り外して、クラッチカバーを取り外して行きます。
これが問題のギアです。
ご覧のように、ギアが欠けていると、
クランキングさせているのに、ポイント側のシャフトが回らない状態になってしまいます。
ギアを取り外して交換して行くんですが、ベアリングも少しゴリゴリしていたので、
ベアリングも交換して置きます。
そして問題のギアを交換して、点火時期の合わせマークを合わせます。
クランクシャフト側にマークが有り、マークを合わせて、
ピストンの圧縮上死点前の位置も確認して組付けます。
そしてクラッチカバーを取り付けて、
各ポイントの点火時期を合わせて始動させてみます。
すると、右のポイントだけがアイドリングは良いのですが、
回転を上げると失火しています・・・・
コンデンサが悪いと、コンタクト部に火花が出たりするんですが、
それは特にないので、ポイント自体の不具合??
とりあえず純正の新品が在庫に有ったので、取り付けて確認してみることに!!
すると症状はすっかり治ってくれて一安心でした!!
その後2台とも試乗してみて最終的な確認も完了です!!