ヤマハのオイルポンプ修理です!!
今日も良い天気で暖かい一日でしたね~~!!
ただ、北海道の方では初雪を観測したらしいです。
またミサイルなどで物騒で、ニュースは持ちきりでしたね。
さて、今日はウチの在庫車のヤマハRD250の作業なんですが、
保管中に、いつの間にかオイル漏れがあって、
いつか直さなくちゃ!!と思っていたんですが、
あれよあれよでそのままにしてしまって有りました。
と言う事で、ようやく修理の作業をしてまいります!!
まずは、どこからオイルが漏れてきているのかを確認して行きましょう。
いちばん有り勝ちな、シフトシャフトあたりからのオイル漏れかな??と思って、
スプロケットカバーを取り外して見ると、あれ??漏れて来てないですね~。
よくよく漏れていたオイルを辿っていくと、此処でした~~~!!
オイルポンプ本体からオイルが出てしまっているようです。
ヤマハの2ストロークのオイルポンプは、
YDS系からRZ系位までほとんど構造が同じですね。
ポンプの下部分にはオイルが溜まっておりました。
兎に角オイルポンプを取り外して、内部を修理して行きます。
まだオイルポンプのガスケットや、内部のオイルシールなどは、
純正から供給が有るので、交換が可能です。
オイルポンプを分解して行き、内部のシールやガスケットを交換して行きます。
これはいちばん漏れてきやすい小さなオイルシールです。
もちろんシャフト部分に錆や摩耗が有る場合は、
シャフトを交換したりメッキ処理等を行わないといけませんが、
このシャフトは、まだ状態が良かったので安心しました。
内部のガスケットやオイルシール等を交換して、
ポンプを仕上げて行きます。
そしてポンプを取り付けて、オイルラインのエア抜きです!!
またついでに、スロットルワイヤーも交換して行きます。
この初期型のRD250は、キャブレターが2種類あって、
トップキャップが高いタイプと、低いタイプがあり、
その違いでワイヤーも異なります。
もちろんどちらも廃盤ですが、海外に見つけたので、
交換して行きます。
ちなみに元々付いていたワイヤーはワイヤー分岐部分が割れてしまっていました。
こうなってしまっていると、左右のスロットルバルブが、
綺麗にそろって動かなくなってしまったりしてう可能性が有りますね。
そしてこちらが、社外品のワイヤーです。
きちんと分岐部のシリンダーも付いていて、良い感じでした!!
社外品だと少し不安面も有りますが、この部品はなかなか良くできていて良かったです。
2ストロークエンジンはオイルポンプが非常に重要ですね。
キチンとポンプが作動していないと、当然焼き付いてしまいます。
オイル漏れを起こしてしまっていると言う事は、
内部の消耗品が劣化していると言う事です。