CB400Fのエンジン腰下組付けです!! | ZUMAのブログ

CB400Fのエンジン腰下組付けです!!

今日もいい天気で暖かかったですね~~!

11月に入っていますが、かなり暖かいですね。

 

最近は売約車と修理依頼車両とで、CB400Fがかなり溜まっており、

部品等の保管棚なども満タン状態でした。

 

とりあえず、内燃機等が仕上がってきているものを組み付けて行き、

空きを作って行かなければいけない状態でした。

 

今日は先日ミッション関係を紹介していたCB400Fの、

エンジンの腰下関係を組み付けて行きます。

クランクシャフトには、プライマリチェーンとカムチェーンが付いています。

もちろんチェーン関係は新品に交換です。

 

 

また、クランクシャフトにはメタルベアリングが使用されていて、

コンロッドと、クランクシャフトに使用されていますね。

 

まずはメタルのクリアランスを確認して行きます。

 

 

クランクシャフトをケースに組み付けて、

ケースボルトを規定トルクで締め付けて、クリアrナンスの計測です。

 

 

コンロッドのクリアランスも同様に確認して行きます。

 

メタル合わせが終わったら、クランクケースの組付け準備です。

ケース内に付属部品を組み付けて行きます。

 

 

そして先日仕上げて置いたミッション関係を乗せて、

シフトの確認などを行って置きます。

 

 

こちらはカムチェーンテンショナーですが、ご覧のようにかなり良い状態でした。

 

摩耗しているとチェーンがピボットの可動部を削ってしまい、

固着してしまっている事が多いです。

 

 

そしてアッパー側のケースにクランクシャフトやミッション関係を乗せて、

プライマリギアも載せて、ロアケースを組み付けて行きます。

 

 

こちらがロアケースを組んだ状態です。

 

ロアケース側を組んで、プライマリシャフトを差し込みます。

 

 

エンジンを裏返して、アッパー側のケースボルトも取り付けて、

こちらも規定トルクで締め付けます。

 

ロアー、アッパー共にボルトを締め付けたら、

クランクシャフトの回転や、ミッション関係の確認もしておきます。

 

 

そしてこちらはエンジンを乗せる車体側です。

 

足回り関係は組付け終わっているので、組んだエンジンを乗せて行きます。

 

 

エンジンを乗せる前に、まずはフレームの塗膜を落とします。

CB400Fに限らずですが、エンジンからフレームにボディアースを落としています。

 

ボディアースは塗膜が乗っているままだと電気が通らず、

アース不良を起こしてしまいます。

 

なのでエンジンがフレームに触れる箇所などの塗膜を落として置きます。

 

 

 

エンジン側も同様で、ガンコート処理も塗装なので、

フレームに接触するマウントボルトの箇所などの塗膜を落として行きます。

 

 

そしてエンジンを車体に乗せて、マウントボルトを取り付けです。

 

 

結構ボディアースは気が付き難くて、電装系の不具合にもつながってしまいますね。

 

最近、先日ちょっと紹介していたジムニーを仕上げて、

車検を取るため、いろいろと消耗部品を買い漁っています。

 

まだ作業はしていませんが、パーツリストを眺めていると、

あれもこれもとピックアップしてしまいますね~~!!

車関係はほぼ素人ですが、勉強しながら挑戦して行こうと思います!!