CB400Fのバルブ廻りの組付けです!!
今日は台風が来ておりましたが、
埼玉の北部のこの辺は、ある程度雨が降った程度で、
思いのほか影響は少なかった気がします。
雨も夕方ごろには止んできて、今は晴れてきているようです。
本当は今日は車検の予定だったんですが、
台風が来ているということも有って、断念いたしました。
さて、今日は先日エンジン関係が塗装から戻って来た、
CB400Fのシリンダーヘッドのバルブ廻りの組付け作業からです!!
バルブはこのような部品構成で、
バルブ、バルブスプリング、コッタ、スプリングリテーナー等ですね。
そしてこちらはバルブステムシールです。
このシールは、バルブガイドの上に取り付いており、
シリンダーヘッド内のオイルがバルブガイドから伝って、
燃焼室に入り込んでしまうのを防いでいるシールです。
旧車の中古車の場合、大抵このシールが劣化していて、
オイル下がりを起こしてしまっていますね。
これが取り付けた状態のステムシールです。
そしてこれがバルブを入れた状態ですね。
バルブが入ってシールが効いている状態です。
そしてバルブスプリング廻りの部品を取り付けて行き、
バルブを組付けます。
こちらがバルブ廻りを組付けた状態です。
バルブスプリングコンプレッサーで、スプリングを縮めて、
コッタをバルブステムの溝にはめ込み、スプリングを止めます。
CB400Fは、2バルブエンジンなので8箇所バルブが有り、
全てのバルブを同様に組み付けて行きます。
燃焼室側はこんな感じになっております。
とりあえずシリンダーヘッドの組付け準備は完了です!!
そしてお次はこちらのCB400Fです!!
キャブレター廻りの作業を行っていきます。
取り外したキャブレターですが、
多少ベンチュリに汚れが有る程度で、比較的綺麗な状態ですね!!
やはり使用しているとどうしてもガソリンの汚れは付いてしまっています。
そしてこちらはフロートチャンバー内ですが、
乗っていた車両なので、かなり綺麗な状態ですね!!
そしてこちらは交換した部品は、ニードル廻りとスロージェットです。
ニードル廻りはぱっと見だと摩耗状態が分かり難いんですが、
知らずのうちに摩耗している事が多いです。
CB400Fのキャブレターを作業する場合は、交換しておきたい部品ですね!!