Z750FX2型のキャブの組付けです!!
今日は天気も良く、暖かい陽気の一日でしたね~!!
結局ちょっと期待していたスーパームーンも雲で良く見れませんでした・・・・
ウチとしては珍しく??先日在庫車両として、
CB400Fを買い取らせていただいたんですが、
その車両も、こちらのブログで紹介する前に商談中になってしまいました。
CB400Fの人気はいまだ健在ですね~!
さて、今日はZ750FXの2型のキャブレターの作業です。
洗浄までは以前に終えていた状態でしたが、
部品待ち状態でした。
ちなみに待っていた部品は、こちらの燃料パイプのジョイント部のOリングシールです。
このパイプは、キャブレターを連結する部分に付いており、
コックから流れてきたガソリンを各キャブに送っているパイプです。
パイプの両サイドにシールのOリングが使用されていますが、
取り外して見ると、ご覧の通り劣化で硬化してしまっていて、
パキパキ状態でした。
このOリングが潰れて、ガソリンをシーリングしているんですが、
このように硬化したりしていると、当然ガソリンが漏れてしまいますね。
パイプのOリングを交換して、キャブレターの付属部品を組み付けて行きます。
ニードルやジェットホルダー等は状態がよっかったので、
そのまま使用してみます。
こちらはパイロットスクリューですが、
元々分解した際は、パイロットスクリューのワッシャーやOリングが入っていませんでした。
このパイロットスクリューは、アイドリングなどの極低回転の、
燃調を調整できるスクリューです。
Oリングが使用されていると言う事は、気密を保ちたい箇所なので、
きちんとワッシャーやOリング等は取り付けます。
そしてフロートチャンバーを組み付けて、キャブレターを合体させていきます!!
こちらは負圧のバキュームピストンですが、
このダイヤフラムも劣化したりしていると、破れたりしてしまいます。
このキャブは4個とも問題無かったので、一安心です。
バキュームピストンも組み付けて行き、
いよいよそれぞれ4個のキャブを合体です!!
このFX2型のチョークバルブはちょっと特殊で、
キャブのセンターでリンクしています。
キャブを合体させる際に、きちんとした状態で組付けないと、
チョークバルブの当たりが悪くなり、きちんと開閉してくれません。
定盤などを使用して、きちんとキャブを合体させると、
チョークバルブはスムーズに開閉してくれます。
やはりキャブレターは、調子の善し悪しが直接乗り味で出てくるので、
かなり慎重な作業が必要ですね。
各部品の良否の判断や、キャブ自体の状態などの確認も非常に重要になってきます。