CBX400Fのキャブレター作業です!!
昨日のお休みは、1年ぶりに家族で外出しておりました~!!
軽井沢のスキー場に行っておりました。
若い頃は、どこのスキー場のジャンプ台が大きいのかや、
パークなどが良いのかでスキー場を選んでいましたが、
今は完全に、キッズパークが有るか、天気はどうかで選んでますね!!
お陰様で天気も良くて、家族サービスしてまいりました!!
さて、今日は地元のお客さんのCBX400Fの作業です。
キャブレターからガソリンが滲んできてしまうとの事で、
キャブレターの作業をしていきます。
キャブを取り外してみると、フロートチャンバーの合い面からではなく、
おそらくガソリンホースの連結部分からの漏れの様な感じです。
CBX400は、CVキャブなのでキャブレタートップにダイヤフラムが入っているので、
まずはゴム部品のダイヤフラムを取り外します。
ダイヤフラムは破れや硬化なども無く良い状態でした。
ダイヤフラムを取り外したら、フロートチャンバー関係を取り外して行きます。
元々調子のよい状態だったので、フロートチャンバー内部は綺麗な状態でした。
このタイプのキャブは、フロートバルブの取り付け部分が取り外せない構造です。
ただ、フロートバルブの辺り部分はゴム部分も綺麗な状態で、
当たりも付いていない状態でした。
そしてフロートチャンバー内のジェット等の部品を取り外して行きます。
これはメインジェットホルダーですが、
筒の部分にもゴミなどは付着しておらず、綺麗な状態です。
フロートチャンバー内の部品を取り外したら、
キャブレターを単体の状態に分解して行きます。
こちらがガソリン漏れの原因だった、燃料パイプです。
真ん中のT型のパイプからガソリンが入ってきて、
左右の連結パイプにガソリンが流れています。
この両サイドのOリングが劣化していて、滲みの原因になってしまっていたようです。
そしてキャブレター単体の状態にして、洗浄です!!
元々そこまで汚れていたわけではないので、
違いが分かり難いですが、洗浄後のキャブレターです。
このキャブは、スロー系の通色が詰まりやすくなっています。
ベンチュリ内に4つの小さな穴が有るんですが、
スロー系の通路で、長期保管期間などが有ると、詰まりやすい通路ですね。
各通路などを確認して、付属部品関係を取り付けていきます。
こちらは、パイロットスクリューですが、
ここにもOリングが使用されています。
このOリングも大抵硬化して変形してしまっているので、
交換です。
そして各部品を組み付けて行き、キャブレターの関係です!!
こちらが交換した部品関係です。
ジェットなどは、かなり状態が良かったので再使用して、
シール類のOリング関係は交換です。
現状で調子が良くても、各内部部品は劣化してしまっていることも有るので、
長く良い状態を維持していくためにも、定期的に消耗品関係の交換は必要ですね!!