W650のキャブレター作業です!!
今日は本当に一日暖かったです!!
日が暮れてからもまだ暖かかったですね~~!
ただ明日はかなり冷え込むらしく、
雪も降るとか??
気温の変化が大きいと体調も崩しやすいので、
皆さんも十分ご注意を!!
さて、今日は先日仕入れていたW650のキャブレターの作業です。
ちょっと片肺気味だったのでまずはキャブレターの状態を確認して行きます。
このW650なんですが、キャブを外すのが結構大変なんです・・・・
と言うか、最近のバイクは各部の隙間があまりなくて、
整備性はあまりよくないような気もしますね。
エアクリーナーボックス等を取り外して、キャブレターを取り外し完了です!!
結構いろいろな部品を取り外さないとキャブが外れてくれないんです。
そして取り外したキャブレターがこちらで御座います!!
この年式になってくると色々と電装部品が付いてきますね。
センサー系の電装品が多いです。
また、このキャブレターは純正で加速ポンプが付いています。
キャブレタートップのダイヤフラムなどを取り外して、
フロートチャンバーを取り外してみます。
すると、片肺気味だった原因が発覚です!!
右側のキャブがこんな感じになっておりました。
良く掛かったな・・・と言う感じですね~~。
おそらくしばらく乗っていなかった期間が有った感じで、
フロートチャンバー内部のガソリンが腐食してしまったみたいです。
とりあえずキャブレターを洗浄したいので、キャブレターを単体に分解して行きます。
かなり付属部品が多いので、各部品を忘れないように分解して行きます。
こちらはスロットルポジションセンサーですが、
これを取り外したら、必ず取り付けた際に位置だしを行わなくてはいけません。
なので専用工具が必要になってきます。
そしてキャブレターを洗浄して、各部品を取り付けていきます。
ちなみにこのキャブのスロットルバタフライのサイドシールも、
先日紹介したGB250と同様に、フェルト製でした。
またこのフェルトが入っている箇所も1か所のみで、
スロットルワイヤーが引かれる箇所のみでした。
先日紹介したゴム製のサイドシールに交換しておきます。
また、反対側のバタフライシャフトはこのように材質も異なるんですね~~。
色々と勉強になります!!
そしてこちらは加速ポンプのダイヤフラムです。
破れや劣化なども無く良好な状態でした!
各Oリングやガスケット類の消耗品を交換して、
キャブレターを組み付けて行きます。
あまり普段やりなれていないキャブいだと、作業時間はかかりますが、
色々と新しい発見が出来て面白いですね~~~!!
年式によっていろいろキャブレターも進化しているんですが、
今となってはインジェクションが一般的なんですよね。
さらにこれからはレシプロから、モーターへと移り変わっていくんでしょうね。
完全に時代に取り残されておりますね。