CB400Fのエンジン腰下組付けです!! | ZUMAのブログ

CB400Fのエンジン腰下組付けです!!

今日は一日中曇り空で、どんよりしてましたね~~。

 

気温も少し下がった感じですが、明日はまた暖かくなってくれるみたいですね!!

 

気が付けばもう今年もあと1月ほどで終わってしまうんですね・・・

年を取るたびに1年が早く感じてまいります。

 

さて、今日は売約車のCB400Fのエンジンの腰下の組付けです!!

 

基本的にはウチの場合、CB400Fなどは、エンジンの腰下まで分解を行わないと、

販売はしておりません。

分解を行わないと、交換できない部品が多数有るためですね!

 

こちらのエンジンはガンコート処理から戻って来たエンジンです。・

 

 

まずは、ケースを組み付けるのに付属部品を取り付けていきます。

 

 

こちらはシフトドラムですが、

シフトペダルで駆動され、シフトフォークを動かして、

ギアをシフトしている部品です。

 

ベアリングが使用されているので、こちらも交換です。

 

 

こちらはシフトフォークですが、このカニの爪の様な部分で、

ミッションをスライドさせて、ギアをシフトしています。

 

このフォーク部分に焼けや削れたりしていると、

シフトが入り難かったり、ギア抜けを起こしてしまいます。

 

 

そしてシフトフォークとシフトドラムを取り付けて、ミッションの確認です!!

 

各ギアにきちんとシフトするかを確認しておきます。

 

 

こちらはクランクシャフトですが、

クランクシャフトやコンロッドには、メタルベアリングが使用されています。

 

メタルベアリングのクリアランスが適正化を確認してから、

クランクケースを組み付けて行きます。

 

そのために、ケースにクランクシャフトを乗せて、

一度ケースを仮組して、各ボルトを規定トルクで締め付けてから、

ボルトを取り外してケースを取り外してクリアランスを確認します。

 

 

各メタルのクリアランスを計測して、メタルを選定して、

再度ケースを組み付けて、クランクシャフトやコンロッドがスムーズに回転するかを確認しておきます。

 

 

そしていよいよクランクケースの本組です。

 

交換する部品はこのようなチェーンやオイルシール関係です。

 

 

そしてクランクケースを合体です!!

 

ロア側のボルトを取り付けから、アッパー側のボルトを組み付けて、

数回に分けて既定のトルクで締め付けていきます。

 

クランクケースが組付けられたら、ミッションやクランクの回転や、

シフトなども確認ですね!

 

 

エンジンの腰下が組付けられたので、早速エンジンをフレームに乗せちゃいます!!

 

腰下だけならば、さほどエンジンも重くないので、

乗せやすいですね。

 

 

とりあえずエンジンが乗ってくれてひと段落です!!

 

先日シリンダーヘッドなども組付け準備終了しているので、

腰上も追々組み付けて行きたいと思います!!