ライトチューンなエンジンです!! | ZUMAのブログ

ライトチューンなエンジンです!!

今日も真夏日継続中です!!!

 

少し猛暑は落ち着いたかな??と言う気もしますが、

まだまだ十分暑いですね。

 

さちぇ、今日は内燃機加工に出していた部品たちが、

どっさりと戻って来たので、早速組付けです!!

 

まずはこちらは販売車のCB400Fのシリンダーヘッドです。

 

いつもの通り、ガイド打ち換えとシートカットで御座います!!

 

 

年代物のエンジンは、当然ですがカーボンなどが溜まり、

バルブシート面が荒れていたり、シートがべた当たりしてしまっていることがほとんどですね。

 

なので、シート面を切りなおして、

きちんとした状態でバルブが当たるように修正です。

 

 

また、バルブはバルブガイドを通って付いていますが、

そのバルブガイドも摩耗する場合が有ります。

 

CB系は結構強いですが、前期のZ系はかなりガイドが弱いですね。

 

 

バルブを取り付けるとこんな感じになっており、

このバルブの頭がロッカーアームで押し下げられて、バルブが開閉しています。

 

そしてこのステムシールでオイル下がりを防止している構造です。

 

当然ステムシールが劣化していると、オイルを吸ってしまって、

バルブを伝って燃焼室にオイルが入り込んでしまいます。

 

CB400Fの場合は、エキゾースト側のバルブガイドにはバルブステムシールが使用されていません。

 

 

各バルブを組み込んでいき、シリンダーヘッドは準備完了です!!

 

 

そしてこちらはシリンダーですが、

このエンジンは、54.5mmんもボアアップピストンを組み込むので、

シリンダーは、ボーリング加工をしてあります。

 

 

ピストンなどのバリ取りをして、ピストンリングの合い口や、

シリンダーとピストンのクリアランスを確認しておきます。

 

 

そしてピストンをエンジンに組み付けて、腰上の組付け準備です!!

 

 

ピストンリングの向きを確認して、

シリンダー、シリンダーヘッドと一気に組み付けて行きます!!

 

 

こんな感じでシリンダーヘッドが組付け完了です!!

 

 

そしてお次はこちらのハイカムです!!

 

ヨシムラのST1で御座います。

 

 

カムシャフトも組付けてとりあえずひと段落です!!

 

 

ST1ではありますが、やはりハイカムなので、

タペットクリアランス等に注意は必要ですね。

 

今日は8月19日、バイクの日でした!!

そして何気に僕の誕生日でもあったりします。