CB400Fのフロントブレーキ廻りです!! | ZUMAのブログ

CB400Fのフロントブレーキ廻りです!!

今日は天気が良く、暑かったですね~~!

気持ち良い風があったんで、過ごしやすかったですが、

気温は高かったんではないでしょうか??

 

さて、今日は売約車のCB400Fの

フロントブレーキ廻りの作業です!!

 

まずはこちらのフロントマスターシリンダーと、ブレーキキャリパーです!!

 

 

キャリパーから進めていきますが、

まずはキャリパーピストンを取り外して、内部の状態確認です。

 

 

キャリパーピストンは、マスターシリンダーから送られてきた油圧で、

押されて、プレーキパットを押し、ホイールに付いているブレーキディスクを挟み込んで、

ブレーキを利かせています。

 

キャリパー内はこのようにシリンダーになっていて、

シリンダー内にピストンシールが入っています。

 

 

こちらが、ピストンシールですが、

良く見ると、表面が凸凹していますね。

 

これは、ブレーキフルードが腐食したカスが、

シール溝に入り込み、シールにあたっていた箇所が凹んでいる状態です。

 

シールが変形してしまうと、ピストンの動きが悪くなり、

ブレーキの引きずりなどを起こしてしまいますね。

 

 

こちらが、洗浄後のキャリパーです。

 

シール溝を中心に良く清掃して、ブレーキフルードのカスを取り除きます。

 

 

また、キャリパーピストンはご覧のように、点錆が有ったので、

こちらも新品に交換です。

 

摺動部に錆などの凹凸があると、ブレーキフルードの漏れや、

引き摺りにつながってしまいますね。

 

 

ピストンとピストンシールを交換して、キャリパーは完成です!!

 

 

お次はマスターシリンダーです!!

 

マスターシリンダーは、ブレーキレバーでピストンを押して、

キャリパーに油圧をかけている部品ですね!!

 

 

レバーを取り外すと、早速ブレーキフルードの腐食したカスが溜まってました。

 

 

マスターシリンダーのインナーピストンはこのようになっており、

ピストン自体にシールが組み込まれています。

 

このシールが劣化してしまうと、マスターシリンダーからも、

ブレーキフルードが漏れ出てしまいます。

 

 

これがマスターシリンダーのシリンダー内です。

 

その名の通り、シリンダーなので、内部に傷などがないかも確認して、洗浄しておきます。

 

 

そしてこちらが交換部品のインナーピストンキットです。

 

インナー部品がセットになっているので助かります!!

 

 

洗浄したマスターシリンダーに、ピストン等を組み込んでいき、

マスターシリンダーも完成です!!

 

 

結構純正のマスターシリンダーや、キャリパーは、

分解整備されていないと、ひどい状態のものが多いです。

 

ブレーキフルードの交換程度では、漏れにつながってしまいますし、

ピストンの状態などもわかりませんね。

 

なので、分解整備が必須の部品たちですね!!