思っていたよりも汚れてました?? | ZUMAのブログ

思っていたよりも汚れてました??

今日はポカポカ陽気で暖かい1日でした!!

 

せっかくの花見シーズンですが、

あいにくの状況で大変ですね・・・・・

 

今日はW650のキャブ廻りを御紹介です!!

 

もともと仕入れてきた段階でも、アイドリングから吹け上がりなども調子は良く、

特に問題はなかったんですが、

キャブレター内部や、周辺にもたくさん消耗品があります。

 

 

まずはキャブレターを取り外していくんですが、

これがまた、結構大変なんです・・・・・・

 

 

バッテリーを取り外して、エアクリーナーも左右共に取り外さなくてはいけません。

 

いつも僕が作業をしている車両に比べると、

ブローバイ関係のホース類もかなり多いです。

 

 

こちららが取り外したキャブレターです。

 

2気筒のキャブにしては、負圧や燃料パイプ等のホースがたくさんですね。

また、スロットルポジションセンサーも付いております。

 

 

こちらは、エアクリーナー側ですが、

思っていたよりも汚れていますね~~~。

 

 

こちらはエンジン側の状態です。

 

作動的には問題がなかったキャブでも、

結構汚れが付着しています。

 

 

とりあえず、内部を確認していくと、

フロートチャンバー内部はかなり綺麗な状態でした!!

 

 

ただ、各通路を確認していると、右側のキャブの、

加速ポンプ吐出通路が汚れで出口付近が詰まっていました。

 

 

これが加速ポンプです。

これも合い面が汚れているので、

分解して、内部のシールやダイヤフラムなども確認して行きます。

 

 

これがポンプのダイヤフラムです。

幸い、破れや痩せなどもなく良好な状態でした。

 

このダイヤフラムが、スロットルと連結しているシャフトで押されて、

ガソリンを強制的に流しています。

 

 

写真だと分かりにくいですが、通路のシールパッキンは、

少し潰れてしまっていたので、新品に交換しておきます。

 

 

ボディなどを洗浄して、ポンプを組み付けです!!

 

 

また、こちらはパイロットスクリューのOリングです。

 

これも潰れてしまっていたので交換ですね。

 

 

フロートチャンバーのパッキンや、ホース類も一新して、

キャブレターを組み付けて行きます。

 

 

これは、エンジンとキャブレターを連結しているマニホールドパイプですが、

比較的弾力も有り、破れも有りませんでしたが、

せっかくなので、交換しておきました。

 

 

結構高年式のバイクでも、やはり消耗品は必ず出てきます。

 

調子が良く、症状が出ていなくても分解してみないと分からない箇所は沢山有ります。

 

先々を考えると、きちんと交換しておきたいですね!!