Z400FXのクランクメタル合わせです!! | ZUMAのブログ

Z400FXのクランクメタル合わせです!!

今日はドンヨリしてましたが、雨は降らずに持ってくれました!!

 

そんなに暑くも無く、すごしやすい陽気でしたね。

ただ、何だか僕の体調が・・・・・イマイチです。

 

喉が痛いのと、少し頭痛があって何だか無理をすると、

一気に喰らいそうな感じなので、ちょっと早めに帰ります。

 

さて、今日はZ400FXのクランクシャフトメタルの合わせ作業です!!

 

多分普段あまり見かけない作業??かも知れませんね。

 

この年式のエンジンは、クランクシャフトにメタルベアリングを使用しています。

板状の物で、厚みを選定する作業を行わなければいけません。

 

これがメタルベアリングです。

メタルのクリアランスは小さすぎると、カジリの原因になってしまい、

大き過ぎると、ガタツキの原因になってしまいます。

車種によってクリアランスは若干異なりますが、

1000分台単位のクリアランスです。

 

ちなみに、コンロッドにも同様のメタルベアリングが使用されています。

 

 

まずは先日塗装から上がってきて、タップを切りなおしておいた

クランクケースにシリンダーのスタットボルトを組み付けます。

 

 

これがクランクケース側のメタルの受け部です。

これはアッパー側のケースですが、ロアー側のケースには、

オイル穴が有り、メタル部にオイルを供給しています。

 

 

まずは、アッパーケース側にある程度選定しておいたメタルを組み付けて、

クランクシャフトを乗せます。

 

クランクのメタルは3種類あって、クランクピンの測定や、

ケースの受け側の測定、またケースのマーク等で、

予めサイズを選定して置きます。

 

 

そして、ゲージをクランクシャフトの載せます。

このゲージのつぶれた際の幅を測定して、クリアランスを定めていきます。

 

 

クランクケースを組み付けて、全てのケースボルトを規定トルクで締め付けて、

少し置いてから再度まし締めを行って、ケースを外します。

 

するとこんな感じで、先程のゲージがつぶれて広がっています。

 

 

そのゲージの潰れ幅を計って、クリアランスを計測していきます。

 

 

さっきの感じだと少しクリアランスが狭かったので、

メタルを入れ替えて、再度計測してみます。

 

大体こんな感じですが、ケースにメタルを使用する箇所は、

5箇所あり、場所によっては、

あえてクリアランスを少し大きめにしたりすることもあります。

 

 

そしてようやくメタルの選定が完了です!!

上下のケース各5箇所ずつなので、合計10個のメタルを使用します。

 

 

また、クランクシャフトには、

カムチェーン、プライマリチェーンが掛かっています。

 

カムチェーンはその名の通り、カムシャフト駆動させる為のチェーンで、

DOHCエンジンなので、シリンダーヘッドに入るチェーンです。

 

もう1つの、プライマリチェーンは昨日紹介した、

プライマリギアに掛かるチェーンです。

クランクシャフトからの動力を直接伝えるチェーンなので、

カムチェーンに比べて太さも異なります。

 

当然ですが、どちらも新品に交換です。

 

 

結構バイク屋さん任せで、

あまり自分の車両がどういった作業が行われているかと言うのは、

分かりにくいことが多いかと思います。

また説明をされても、良く分からないと言う事も、多いかもしれません。

 

なるべく皆さんに、どういう構造なのか、

また交換しておいたほうが良い部品等々を、

少しでも分かっていただければ、これ幸いです。