今日はGT380のエンジン組み付けです!!
今日は先日内燃機加工から帰ってきたGT380のシリンダーを組み付けちゃいます!!
軽度の抱きつきでしたので、予算の都合もあってセンターシリンダーのみのボーリングでした。
このエンジンは、オイル切れによる抱き付だったのですが、やっぱりトリプルはセンターに
どうしても熱を持ってしまうようですね。
左右の2気筒はほとんど無傷状態でした。
スズキのラムエアーシステムも、以前までは「ほんとに効果有るの~~??」
と疑っていたんですが、今回の修理で理解が出来る気がします。
ボーリング後のシリンダーです。
コンロッドにピストンを組み付けて、シリンダーを組みつけていきます。
シリンダーを組み付け後、しっかり、スムーズにクランキングするか確認します。
シリンダーヘッドを載せた状態です。
スズキの独自のこのラムエアーシステムはGT125/250/380/550等に使用されていますが、
独特で、スズキらしいですね。
エンジンが組みあがったら、キャブレターを組み付けます。
エンジンを始動する前に、オイルポンプの調整を行います。
エア抜きを念入りにしておかないと、また焼き付を起こしてしまいます。
ココにもスズキ独特のこだわり??が有るんですね!!
たいていはアイドリングで調整するんですが、少し変わってますね。
左右の2気筒は洗浄、ホーニングで組み付けたので、少し不安もあったんですが、
無事エンジンも始動して、異音も無く問題なさそうなのであんな心しました!!