CB350Fのエンジン腰上組み付けです~~!!
いや~~~暑いですね~~!!夏ですね~~~~!!!!
バイクの季節ですね~~~~!!!
今日は、午前中は、陸運局行ったり、塗装していました。
この暑さで、塗料の乾くのが早いです!!
先日シンナーを、秋、春用から、夏用に変えたんですが、良かったです!!
秋、春用だったらおそらく、バサバサになっていた気がします。
さてさて、今日の午後くらいからレストア中のCB350Fのエンジン組み付けをしていました!!
まずは組みつけていく前に、ヘッド周りを作っていきます。
このヘッドは、面研磨、バルブガイド交換、バルブ交換、バルブシートカット、等をして有ります。
まずはバルブガイドに、バルブステムシールを組みつけていきます。
ステムシールは、純正品が出るものは「必ず」純正品を使用することをお勧めいたします。
質の悪いものを使用してしまうと、オイル下がりの原因になります。
バルブに、オイルと組み付けペーストを塗ってバルブを組みつけていきます。
バルブを全て組み付けたら、各バルブの頭をプラスチックハンマー等でコン!コン!っと軽く叩いて
コッタの位置を出してあげます。
ちなみにバルブシートの違いがわかります??
右側がもともとのバルブです。
辺り面が、バルブいっぱいまで広がってしまっているのがわかるでしょうか?
左側の辺り面は当然均一で、しっかり細く辺り面が出ています。
この辺り面が左側のバルブのように広がってしまうと、圧縮漏れを起こしてしまって、
エンジン本来の力が出なくなってしまいます。
この年代の中古車はたいてい左側のようにシート面が広がってしまっています。
このバルブももともと付いていたバルブです。
ガイドの辺り具合やシート面から見て、大体10000km~15000km位の走行車両
かと思います。
ピストンは、かなり状態がよかったため、再使用いたしますが、当然ピストンリングは純正新品に交換します。
ピストンリングをピストンに組み付けて、コンロッドに取り付けていきます。
4気筒はシリンダーを組み付ける際ピストンリングを折ってしまいやすいので、
かなり注意しながら組みつけていきます。
次にシリンダーヘッドを組みつけていきます。
ヘッドが組みつけられたら、カムシャフトを組み付けます。
バルブタイミングを合わせて、組み付けます。
バルブタイミングが狂ってしまっていると・・・・・・・・・
バルブが曲がったりしてしまいます。
何度かクランキングさせて、バルブタイミングを確認します。
このCB350F/CB400FはSOHC(シングル、オーバー、ヘッド、カムシャフト)といって、
カムシャフトが1本です。
1本のカムシャフトで、エキゾーストバルブとインレットバルブを開閉させているんです。
DOHC(ダブル、オーバー、ヘッド、カムシャフト)はインテーク、エキゾーストとそれぞれカムシャフトが
分かれていて、2本のカムシャフトでバルブを開閉させています。
比較的4気筒のエンジンの中では、このCB350FやCB400Fのエンジンは、部品点数も少なく
作業しやすいエンジンですね。
とりあえずこの状態で一日ほど放置して、再度まし締めを行い、
ヘッドカバーを組みつけていきます。
近いうちにエンジンに火が入ると思いますので、お楽しみに~~!!