【イラストレータービジネス講座】クックパッドには載っていないファン作りのレシピ① | 【学校では絶対に教えてくれない】はせ川が教える営業をしなくても仕事が取れるイラストレーターになるためのフリーアカデミー

【学校では絶対に教えてくれない】はせ川が教える営業をしなくても仕事が取れるイラストレーターになるためのフリーアカデミー

イラストレーターを目指している方、すでにイラストレーターとして活動しているが厳しい現実に直面して身動きがとれずにいる方に、イラストレーターがとるべき正しい戦略を教え、最短ルートで成功するためのレールを敷いていきます。

打倒大魔王!!
時にはルパンと銭形だって手を組むのだ



【学校では絶対に教えてくれない】はせ川が教える営業をしなくても仕事が取れるイラストレーターになるためのフリーアカデミー


AKBにはえげつないほどのファンがいます。

グループ全体で200人以上もいるらしいので
それぞれのファンをあわせたら一体どのくらいの人数になるのか検討もつきません。


やっぱりファンがいっぱいいるに越したことないですよね。

ファンがいると嬉しいしモチベーションも上がると思います。

でもやはり重要なのは、ファンは多くの利益を生み出してくれるということ。

利益の約8割を既存客が生み出してくれるのが理想的なビジネスの形です。


結局お金かよ。。

みたいな搾取イメージを持つ方のために一応言っておきますが
搾取してるわけじゃなくて対価をもらっているのです。

意味わからんって方はこちらを先に読んでおいてください。

⇒イラストレーターとビジネスの本質


皆さんもファンがいれば良いなーと思うことはあるかもしれませんが
具体的にファンを生み出す方法まではあまり考えたことが無いんじゃないでしょうか?

勝手に出来ることもありますが
やはり狙って作る方が確率的にも高いですし、かかる時間も断然早くなります。

なので今から、あなたのイラストレータービジネスの根底を支えるファンの作り方と
ただのファンから、より濃いファンへと進化してもらう方法をお話します。


ではまずファンになってもらうにはどうすれば良いのかについて。

僕はファンになる大きな理由として以下の2つがあると考えています。


ファン化の原理
ただただその人が好き
敵の存在を明らかにする


ただただその人が好きというのは
見た目とか纏っている雰囲気といった、感覚的に好意を持つということです。

顔が可愛い、カッコいいとか
見た目はあんまりだけどなんか好き、のように曖昧なものです。

これらは先天的なもので生まれ持った才能です。

雰囲気は内面から醸し出されるものでもあると思うのですが
とりあえず先天的なものとしておきます。


この変えられない事実に対して、変えることの出来るみんなにやって欲しいこと
というのが次の「敵の存在を明らかにする」です。

敵を明らかにすることで、その敵を倒すという共通した意識が生まれます。


例えばAKBだと「その他のアイドル」が大きな敵で
さらに「AKBのメンバー」も敵(ライバル)と呼べます。

アイドル側からすれば、グループ全体がアイドル界でナンバー1になったり
センターに立てれば仕事が増えて、活動範囲も広がるので当然目指します。

反対にファンの立場で考えてみても
グループがアイドル界でナンバー1に加えて、さらに応援している子がセンターを取れば
メディアの露出がむちゃくちゃ増えるので、たくさん見れて最高なわけです。

昔から応援していて有名になってしまうのが辛いというのはほんの一部だけ。

多くのファンは敵を倒して頂点(そのアイドルの幸せと自分の楽しみ)を目指しています。

敵を倒し、アイドルとしてアーティストとして1番になる。

このように共通の敵が明らかになれば、同じ方向に向かうことになるので
共通意識持つことになり意図的にファンが生み出されるのです。


しかしこれはアイドルの話。

こうやって説明されても
イラストレーターの自分がどのようにファンをつくれば良いのかなんてわからない。


って声が聞こえてきそうなので例を挙げておきます。


例えば僕がよく言っている飲食店のオーナー様向け商売繁盛イラストレーターの場合。

メニューにイラストを使ったり、印象に残るロゴやキャラクターを作ったりして
イラストでお店を繁盛させようというコンセプトです。

ベネフィット(サービスをうけることで得られる価値)はお店の繁盛なので
同じベネフィットを持ったクーポン会社を敵に設定することにします。


高い広告費を支払い、さらに商品まで値下げし
ほんの僅かな期間しか掲載してくれない費用対効果の低~いクーポンなんかに載せてちゃダメだ!!


こんな感じで見込み客に敵を意識させます。

そんなのに掲載するぐらいなら
ロゴとかキャラクター作るのに経費を使った方が断然効果がありますよ。


と言ってセールスする。


これが敵を設定していない場合だと

ロゴとかキャラクター作れば集客にも繋がって、店の雰囲気も良くなってさらには...

こんな風に良いところをひたすら説明するだけになってしまいます。


そうではなくて、一度敵のダメなところの説明をしたあとに

わたしはそんなダメダメなサービスに憤りを覚え、このようなサービスを広めているのです。

とアプローチしていけば、よりあなたの意見に納得し理念も伝わり、信用信頼してもらえるのです。

で、ファンになる、と。


これは一例ですし、敵は他にもいるかもしれません。

ただ考え方はこんな感じです。


あなたのベネフィットと同じものを提供している相手を仮想敵とし
自分の正当性を主張すればOKです。



ただし注意して欲しいことがひとつあります。

敵の存在は明確にしないといけないのですが

この人が!
株式会社○○が!


のように固有名詞は出さないようにしてください。


あっちゃんが大島優子を悪く言ったら、言った方のイメージも悪いですよね。

それにギクシャクしたり何か事件が起こるかもしれない。。

なので先ほど言った「クーポン会社」ぐらいにとどめておいてください。

あと言葉に関してもボロカスに言うのではなく
ディベートするような感覚で選んでくださいね。


そうやって共通の敵を意識してもらえれば、自然とファンになってくれます。

外見やセンスなど生まれ持ったものを変えることは難しいけど
間違いを正したり、現状をよりよくするためのオリジナルストーリーを作ることは誰だって出来ます。


まずは悪の大魔王を考え、そいつをぶっ倒すシナリオを考えてみてください。


続きは【イラストレータービジネス講座】クックパッドには載っていないファン作りのレシピ②で。