むさしの若葉寄席 | 風の吹くまま

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怪談を語り、ウクレレ漫談で世相を切り、落語を演じる・・・実は「聴き屋」です。

私の所属する「武蔵野落語同好会」の吉例「若葉寄席」が

吉祥寺の武蔵野公会堂にて開かれました。

 

 

今回もメンバー14名に、スペシャルゲストに指導してくださっている林家たけ平師匠、

25歳から88歳まで個性豊かな高座になったと思います。

 

わたくし、ロコ輔は一番の定番ネタ「扇の的」。

出番前にソデで待っている時に、たけ平師匠が「ボク、『扇の的』にはうるさいよ」と

ここでいきなりハードル上げるのかよーと。

それでも何とか高座はつとめさせていただきました。

 

 

やり慣れている噺でありながら、やっぱり武蔵野公会堂のこの高座に座ると

緊張感が違います。余裕もありつつ、何カ所かトチりました・・・。

 

高座から降りてくると、たけ平師匠からさっそく扇子の使い方のダメだし・・・

いやアドバイスをいただいて。「合ってる。よかったよ」と言ってもらえました。

本当にありがたいことです。まだまだ勉強です。

 

出番終えてホッとして、あとはまたひたすらカメラマンに徹しました。

本当にみんな素晴らしい高座だったと思います。

 

大トリはたけ平師匠が「子別れ」。

当たり前ですが、さすがはプロの熱演、そのエネルギー、パワーに圧倒されました。

プロの芸人の「すごみ」を見せていただきました。

 

 

X(旧ツイッター)やFBの告知を見て、来て下さった方もいて、本当にありがとうございました。

次回は10月19日にまた武蔵野公会堂にて。

このところ守りに入っているので、今度は久しぶりに新ネタで行く予定です。

また是非いらしてください。

 

たけ平師匠からはこんなアドバイスが届きました。

「小朝師匠の運びが良く出来ていて流暢に覚えていて口調が合って良かったと

思います。これは地噺という手法です。

「ここぞ」とお客さんが笑うところを気持ち強く押すと良いと思います。

つまりお客さんは笑いたいところをハッキリ知りたいのでそこをサポートすると良いと思います。」

 

そして、特に言われたのが「緩急」。

普段の生活の中で人と話をするときにも緩急をつけて会話をすることを意識するだけで

落語に活きてくる、と。これはすごく納得、腑に落ちました。

師匠、ありがとうございました。

 

本当にまだまだ勉強です。

なにせ88歳現役もおりますので、私なんてまだまだヒヨッコです。

 

【武蔵野公会堂の「高座目線」】

 

【演目】

むさしの亭

じょう「動物園」

すぱ楼「真田小僧」

もも子「厩火事」

ロコ輔「扇の的」

雨宿り「赤トンボ」

みこ♪「風呂敷」

なっちゃん「お菊の皿」

空風「親の顔」

右近「三方一両損」

謹ちゃく「目薬」

タカネー「試し酒」

<仲入り>

周坊「ろくろっ首」

京小夜 婚活漫談

せんべえ 「百川」

(ゲスト)

林家たけ平「子別れ」

 

・・・ということで、今日の1曲目はやはり。

クレイジーケンバンド「タイガー&ドラゴン」。

https://www.youtube.com/watch?v=UAcL_9gMFaw

 

 

 (↓過去記事)

https://ameblo.jp/locosawai-blog/entry-12825006725.html