百まで生きよう | 風の吹くまま

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怪談を語り、ウクレレ漫談で世相を切り、落語を演じる・・・実は「聴き屋」です。

今日はこちら。

 

「きたやまおさむプロデュース 杉田二郎 きたやまおさむを歌う

 『百まで生きよう』」  渋谷・さくらホール。

 

 

北山先生を拝見するのは、昨年のオールナイトニッポンコンサート以来でした。

今日は二郎さんと、リラックスした感じで。

 

一部は、二郎さんが若い頃に歌っていた曲から。

1曲目は「あなただけに」でした。

大好きな「涙は明日に」が聴けました。

会場からリクエストの声がかかった「マイ・ハート」にとっさに答えてサラッと

歌う二郎さん、かっこよかったです。

 

二部は、新しめの曲を中心に。

北山さんがイギリスに留学していたときに一緒に作った「題名のない愛の唄」、

これも大好きな曲です。詞が本当に素晴らしいんです。

私のベスト盤、北山さんの「12枚の絵」に入っている曲です。  

 

そして、きょう初披露の新曲も。

〆は「祈り」。

 

そして、アンコールは、「男どうし」と今日のテーマの「百まで生きよう」。

きたやまさんも歌ってくれました。

 

久しぶりに「男どうし」を聴いて、何故だか涙が流れてました。なんでだろ?

今の季節だし、宵々山を思い出したのかもしれません。

77年だったかなあ、二郎さんが歌ったのです(聴いたのはもちろんレコードですが)。

きたやまさん作詞、二郎さん作曲の歌では、これが一番好きかもしれません。

私もライブで何度も歌いました。

この曲を歌うと、中学時代の親友のことをいつも思い出します。

 

そして、今日のテーマの「百まで生きよう」です。

ほんとに、百まで生きましょうね。きたやまさん77歳、二郎さん76歳。

まだまだ。まだまだですよ。

 

コンサート終了後、特別にきたやまさんのアフタートークがありました。

いつものきたやまさんらしく、

「リアルなコミュニケーションの大切さ」

「ゆっくりと終わっていくことの大切さ」をまたお話くださいました。

 

私もきたやまさんの追っかけを始めて、もう40年以上経ちましたが、

やっぱりまだまだ憧れの人です。

お元気で、また!

 

【セットリスト】

1.あなただけを

2.風

3.朝陽の前に

4.青春のわかれ道

5.涙はあしたに

6.どっちでもいいじゃないか

7.愛とあなたのために

8.マイ・ハート

9.戦争を知らない子供たち

10.前向きに倒れてみたい

11.積木

12.題名のない愛の唄

13.だらだら生きよう もしくはいい年の化け物

14.一日、一時間、一秒でも

15.祈り

 

EN1.男どうし

  2.百まで生きよう

 

20年以上前に二郎さんとお話出来たときに、このレコード出したら、

「おおっ!こんなに髪があったんだよ」とサインしていただき、握手もしてもらって。

ゴツいかなと思ったら、柔らかい手でした、二郎さん。