「マプつく」リリースと、ちょっと技術者としての苦悩話 | 西宮より 妻子ありのソフト開発者が収入0円にしてでも独立をした結果

西宮より 妻子ありのソフト開発者が収入0円にしてでも独立をした結果

大学を出てから16年間、ソフトウェア開発をずっとやってきました。妻子あり。
それでも独立を決意し、収入0円から開業しています。
さてどうなることやら・・・
経験や教訓、考え方などを共有していきますので起業したい方や、起業間もない方はぜひ。

ご無沙汰しております
Loco Apps竹中です。

本日、みんなでつくるマップサービス「マプつく」をリリースしました。


マプつく



どんなサービスかというと、エクセルで作った自分のマップを作れるというものです。

ただし、誰でも見れる必要がありますので、公開することが前提です。


例えば

 街のトイレマップ

 授乳室マップ

 さくらの名所マップ

 自分的に好きなお店マップ


とかです。

↓のリンクを見てもらうと既にいくつかマップが登録されています。

http://map.bar-appli.com

単にマップを作るだけであれば、Google Mapにもそういったサービスがあるのですが、各位置に写真やクチコミを登録できるようにしているのが特徴です。

そして、このサービスを利用して「西宮ラーメンマップ」を作成し、西宮ラボという地域の新聞折り込みチラシで展開されています。

西宮ラボ ラーメンマップ


こういった地図を誰でも作成できますので、何らかのリスト(10件程度でも)をお持ちであれば、是非ご利用ください。


マプつく



強調しますが、無料です。

代わりに広告入れさせて頂いてますので。

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さてここからソフトウェア開発者としての裏話^^

特にソフトウェアエンジニアに向けて。


今回のサービス(マプつく)ですが、元々は「バルアプリ」という「バル」イベント用に開発したWebアプリをベースにしています。

ところで、いきなり話脱線しますが、世の中にはたくさん便利なサービスがあるんですよね。

なのに使ってもらえないというか、知られていない・・・

この壁はかなり大きいです。

ソフトウェアに限らず、誰かがそれを注目する場所に露出しないことには、良いものでも使われないということになってしまいます。


話を元に戻します。

バルアプリは2日間で3817人、63066ページ見て頂きました。

1人あたり10ページ以上ですね。

バルそのものが注目されていたこともありますが、ここまで使ってもらえたのは凄かったです。

しかし、バルアプリは「バル」の時だけのもので、イベントが過ぎると利用することが無くなります。

そこを改善するために、地域向けの飲食アプリを作成しました。

これはまだ日の目を見ているわけでは無いのですが、大きくリリースをうたう前に少しお話していても反応は薄かったです。

それは重要な事実があったのです。

飲食店のオーナーさんは、本当にITに疎く、疎いということを自覚されており、そこに時間を使うことをしたくないということです。

当然ですね。

少しやってみて分からなければ、もう2度と興味は持ちませんね。

これは多くの方が同じだと思います。

そもそもですが、お店の情報って様々なサービス(食ベログやぐるナビ、ホットペッパーなど)が乱立しており、新しくできたものをいきなり使っていこうという方はかなり少数派です。

お店はお店の経営をするので忙しいので。。。

そういった意味でも、新たに作った地域向けの飲食アプリは、今後の展開をもう少し良く考えないといけなくなっています。

地域の店舗向けサービスがなぜ難しいのか分かってきました。

なにせ、お金も時間もなければITに拒否感すらありますので。


でもそれ作るのに3か月かかってるんですよね・・・

何とか日の目を見せたいです。

完全に技術者としてのエゴです^^;

作ったんだから使ってもらわないと。という。

しかも、実費持ち出しでやってますし。


で、ふとジョイントしている会社の社長から出てきたアイデアで、今回のマプつくが産まれました。

ポイントは、

・地図の位置データや情報を運営者側で全部用意してたら手が回らないから継続が厳しい現実

・各位置の情報を利用者の方に協力してもらいながら、もしくは徐々に運営者で増やしながらコンテンツの充実を図る方が良いのではないか

・基本的に明確な課金をせず、広告収入を使ってみるのも有り

などの現実ラインで進めていくようにし、誰でもマップを無料で作れるようにすることで、たくさんのマップができれば、今後の広がりをみせるのではないかと。

まだまだ予測の部分も有りありです。

プログラム自体は改造で対応できましたが、これからは使ってもらって広げていく活動です。

何かに載せてもらえれば広がる。というのは正しいのですが、載せてもらうためには相応の動きが必要です。

待ってても載せてもらえないですよ^^

私もそんなこと知りもしませんでした。

人と人のつながりでそういった機会を頂けるようにしないといけません。

交流会などでお知り合いになった方にもお願いしながら広げていきたいなと思います。


ソフトウェアエンジニアの方で、「作って公開して使ってもらう」そして「お金を手に入れよう」とされておられるなら、

 ・誰がそれを使うのか

 ・どうやって課金するのか

 ・どうやってその存在を知ってもらうのか

 ・どうやって広げていくのか

 ・知ってもらっても、ちゃんと使ってもらえるのか

などを考えた方が良いようです。

私も苦しんでおります^^;