約2ヶ月ぶりに日記を書く。気づけば9月になっていて、今年も残り4ヶ月となった。
毎日どこかモヤモヤしながら生きていて、弱さから少しばかり暴飲暴食をしてしまって、
去年より体重が10キロほど増えてしまった。
このままズルズル崖を転げ落ちるように、また前の自分みたいにダメにはなりたくない。
頭のどこかでそう思う気持ちは残っているものの、実際の行動は真逆のことをしている。
自分が本当にしたいこと、こうなったら良いなぁと思うことを、敢えて避ける自分がいる。
言葉で説明するのが難しいけど、敢えて文字にするなら『失う怖さ』を感じているから。
どんなに頑張っても、結局“失う”のならば、不本意でも自ら幕を下ろして終わろう。
太ると分かっていながら、わざと朝食を抜いて、敢えて深夜に暴飲暴食をしてみたり・・・
今まで積み上げてきたものを自分から壊そうとする、不思議な意識が芽生えてしまった。
過去の僕のように・・・・
最近の僕は『早く死んでもう楽になりたい・・・』と思うようになった。
6月中旬頃、10歳年下の女性と付き合うことを決意し、実際に自分から告白をした。
ココをずっと読んでいる人なら知っているけれど、
僕が過去2年間、1人の女性にずっと片思いをしてきて、ビックリの急展開だと思う。
まして、1人の女性に好意を持ちながら、他の女性に好意を持つことは今までなかった。
そんな僕が、まして10も年齢が離れた人とね・・・。自分で自分にビックリしていた。
8月の夏休みは一緒に5泊6日の旅行まで行けて、色んな話をして、とても楽しかった。
こんな毎日がずっと続けば良いなぁ・・・と自然に思うようにもなっていた。
ところが・・・・あれこれ考え、今の僕は自分勝手に『もう別れよう。』と思っている。
2年間片思いをしていた女性のことが忘れられないから・・・という理由では全くない。
僕自身が平常心でいられず、不安という別のストレスを感じて、ダメになりそうだから。
ほとんどの人は、僕が何を言っているのか?・・・理解することは出来ないと思う。
毎日楽しいと感じながら、同時に、比例するように大きくなる『失う怖さ』を抱えること。
今になって、婚約解消をした女性のことをよく思い出してしまう。
一度はお互いに結婚の意思を固め、残りの人生をこの人と生きていくと信じて、
自分の人生を構築していく過程は、こんな僕だとしても、幸せだな・・・と感じていた。
1秒でも長生きし、たくさんの想い出を作って、生まれて来て良かった・・・と感じたい。
そう思っていたから。
自分の不甲斐なさが原因とはいえ、掴みかけた「幸せと感じる気持ち」を失ったこと、
どうやら僕には一生消えそうもない、何ともしがたい「恐怖心」として残ったようだね。
自殺未遂をしてから、正体不明の説明のしようがない感覚があったけど、
今回、あの事件以来初めて、女性とお付き合いをしたことではっきり分かったと思う。
僕はもう二度とあんな想いはしたくないんだ。ずっと1人で良いからもう二度とね。
彼女が発する言葉を聴いていると、彼女の相手は僕ではないな・・・と思う時がある。
年齢的な部分、考え方の部分、育ちの部分、、挙げ始めたらキリがないかな。
仮に、彼女が良いと思っても、彼女のご両親は間違いなく僕を認めないだろう・・・
過去の苦い経験から、結婚は当人同士だけの問題じゃないことは分かっているので、
なんとなく流れる空気感で、僕は気づけてしまう。
一緒に旅行をしたり、遊びに行きながら、頭の中でそんなことを考える回数が増えた。
と同時に、どこからか僕の頭の中でささやき声が聞こえてくる。
『お前・・・良いのか?? また嫌な想いして辛い気持ちになるぞ・・・』みたいな声がね。
彼女にこんな話をしたら「馬鹿じゃないの。そんなことを考えて・・・」と怒られるだろう。
でも僕は、もう動物的感覚で分かっている。
この恋愛はうまくいかない、と。他でもない僕自身が自分でブレーキをかけるせいで。
それに気づいた時、どうせ終わるなら、早い方が良いと思った。
僕は弱い人間で、めちゃくちゃズルい最低な人間だから、とっても卑怯な方法を取る。
彼女に嫌われるような言動をして、向こうから離れていってもらおう・・・と。
自分から別れを切り出すのは最後の最後までしない。
ダメな器の小さい人間だと早く気づいてもらい、嫌われれば、僕はフラれて終われる。
傷は小さいもので済むはず。
彼女はまだ20代。今がまさに結婚適齢期と言える頃だと思う。
こうなってしまった僕を相手にしている時間は無駄になるし、きっと良い人がいるはず。
少なくとも僕の廻りで彼女に好意を抱いている人間を2人ほど知ってしまったし。
幸せになろうとさえ思えば、彼女の周りにはたくさんの幸せが転がっているように思う。
ご両親が二つ返事で認めるような、素敵な男性と出会えるよう、影ながら応援したい。
2022年。今年は嫌な想いをさせられることが多い。
本当はありがたいことと頭では分かっていても、勝手に僕に期待して高い要求をされる。
仕事において『個人スキルの高さは文句のつけようがない。周囲をもっと活かせ。』とか。
戦略的アピールをして、もっと自分を前面に出していけ!・・・と言われても困惑しかない。
そもそもアピールをしないと、僕の業務、部に与える影響を廻りが評価出来ない・・・・
なんて、組織として腐っていると思う。
言い方は悪いが、中身のないことをやっていてもアピールが上手だったら評価される・・・
嫌らしい性格をしているからか、僕はどうしてもそう考えてしまう。
サラリーマンであれば、高い評価を求め、地位とか名誉とか、勲章として手に入れたい。
負け惜しみだと思われても思われなくてもどっちでも良いけど、
僕にはさっぱり興味がない。地位とか名誉とか、ぶっちゃけどうでも良い。
お金は大好きだけど、
お金に縛られるのは嫌いでね。
今の部署に来てから、仕事がどこか面白くない、ストレスが溜まるなぁ・・と感じるのは、
個人的にやりたくない、戦略的アピールをどうしてもしなければいけないから・・・だろう。
ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」のあるワンシーンを思い出す。
会社経営者の井吹征二郎の一言。
「あれは大したタマだ。噓がバレても弁解しなかった。キツく当たったが怒りも泣きもしない」
「自分を一度捨てたことがある人間なんだろうなぁ・・・」
マキャベリストの彼らしい一言と思いつつ、今の僕には心に大きく響くものがあったと思う。
自分を一度捨てたことがある・・・というのは、自分自身に期待をせず、常に冷めていて、
ありのまま、その時に起こった状況を“無”の感情で受け入れ、生きていくことだと思う。
喜びもしなければ悲しみもしない。
泣いたって何にもならないから泣かないし、毎日可もなく不可もなく、終われたら幸せ・・。
やっぱり・・・・いつ死んでも良いと思って生きていく。
最近、Official髭男dismさんの「Laughter」という曲が好きで、毎日、何度も聴いている。