このゲームは脱出&推理のデスゲームアプリであり価格は無料。
サイドストーリーは確か240円の課金で読めるがやっていないのでそこは評価できない。
推理系のゲームであるためあまり詳しく書けないが、無料にしてはそこそこ良くできていると感じた。
主人公の少女が可愛いのもいいぞ(UMRのデザインをパクったような感じはあるが可愛いのでいいぞ)。
ストーリーとしては、
目が覚めると見知らぬ部屋にいて、突然デスゲームの開始を告げられる。
参加者は別々の部屋に4人(顔も知らない)いてアイテムを交換しながら30分以内に脱出しなければならないが、一人でも脱出できなければ連帯責任として全員毒ガスで処刑される。
そのゲームをクリアした後、4人が合流すると男の死体が見つかるのだが、殺害した犯人が4人の中にいるという。それを逆転裁判のように議論で犯人を突き止めるというのが第2ゲームである。
短いように見えるが意外と長く、暇つぶしにはなるだろう。
クリア後は別の参加者3人の脱出ゲームもプレイできる。
脱出ゲーとしては難易度は低い方ではないかと思う。
殺人の推理の面もそこまで難しくはなく、結構論理的である。
容疑者が4人しかいない上に犯人がなんとなくわかりやすいのが欠点ではあるが・・・。
無料ゲーでこのボリュームとクオリティーならほぼ文句はない。
あまりネタバレにならない範囲で疑問点を挙げると・・・
①主人公が手錠をかけられていた意味がない
最初、主人公は部屋に一人きりで監禁されていたが、手錠をかける理由が分からない。
それだけならまだしも、その手錠のカギは何故か手を伸ばせば届く位置にある。
捜査・探索のチュートリアルの都合上カギを近くに置いたと考えるのが妥当ではあるが、デスゲームの運営がそうしたと考えると滑稽である。伏線があるのかとも思ったが何もなかった。
初っ端から疑問点だったのでクソゲーの予感がしてしまった。
②使わないアイテムがある
脱出ゲームの部屋にあるアイテムは次のゲームの証拠品となりえるので、脱出時役に立たなかったアイテムでも大抵は使い道があるものだが・・・。
全く使わないアイテムが1つあった。これにも伏線は確認できる限りではなかったので、一体何のために用意したのかと思った。ダミーアイテムなのか?
③ゲームオーバーがない
デスゲーム物は処刑シーンが見どころの1つなのだがゲームオーバーがない。犯人のみ処刑される。
制限時間付きのデスゲームではあるが、正しい行動をしたときのみ時間が進むだけである。
ゲームオーバーまで残り○○分と書かれてあるにもかかわらず、どれだけ考えたり調べたりしても時間は減らないため緊張感に欠ける。
制限時間のカウントがし辛いとはいえ、毒ガスで殺すと宣言したならちゃんと死ぬ描写までしてくださいね~
でないと緊張感がない上に手抜きに感じられるので・・・。
とりあえず続編に期待しよう。
続編を出してもらうにはやはりサイドストーリーで儲けを出す必要があるんだろうが・・・。
【総評】
熱中度:B
衝撃度:C
感動度:C
操作度:B
作画度:B+(主人公の作画だけ好き)
期待度:A
総合:B
無料でこれなら十分遊べるし悪くないゲームだ。
脱出・推理・デスゲーム系が好きならやってみてはいかがだろう?


