いぼ痔?いやいや、肛門管癌です。 -13ページ目

いぼ痔?いやいや、肛門管癌です。

2021年いぼ痔に気付いてジオン注射。
2023年夏、いぼ痔再発?肛門科でもいぼ痔の診断→注入軟膏、軽快せず。
2024年7〜8月に大腸カメラ→肛門管扁平上皮癌発覚。
左鼠径部リンパ節転移有 StageIIIb T1N2M0
同年10〜11月、化学放射線療法(MMC+5-FU+RT)
以後経過観察。

2024年8月8日、扁平上皮癌細胞が見つかり、肛門がんの診断が下されました。

 

 

一人で行ったクリニックでサラッと告知を受けるという、なんという特別感の無さ。

真っ先に職場に報告。続いて家族→恋人→同月内のレース観戦で会う予定にしていた友人→仲のいい友人の順に報告。

それ以外には秘匿していました。その先どうなるか具体的な事は何も決まっていなかったからね。

職場でパワハラ受けてたこともあって、積極的発信を控えていた側面もある

 

紹介先総合病院への受診は8月19日。2週間も何もせず過ごすのは耐えられない。

分からないことが分からない状況だったので、まずはとにかく自分の病気について調べてみることにしました。

 

※今ではすべて知って理解していることですが、当時リアルタイムで探したときのことを追体験してみることとする

 

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肛門管癌の分類などについて 

 

がん全体における立ち位置

 

「全悪性腫瘍の0.1%、大腸がんの中でも2%程度」

→日本国内で年間およそ1000人の罹患者数。

 

 

 

「人口10万人あたり6例(人)未満」(10万人に0.3人)

→希少がん。生検してもらえてよかった・・・それが無ければずっと気付けてない。

 後医は名医って言葉あるけど、最初から違和感とか疑問を拾って最善を尽くすのが真の名医だなぁ。

 

「主な症状には、肛門周囲の痛みや違和感、肛門付近のれやしこり、排便時の出血などがありますが、症状が出ないことも」

→痔のような症状、排便時に痺れるような痛みがあったのは不幸中の幸いだったのかもしれない。

 無症状だと、もっと進行するまで気が付かなかったかも。

 

「日本では腺がんがおよそ8割、扁平上皮がんがおよそ2割」

→これは何だ?よく分からない。調べてみよう。

 (ごく少数、痔ろうまたはクローン病に起因する粘液癌もある)

 

腺がんについて

 

「がん細胞は腺組織の正常な構造を破壊しながら増殖し、周囲の組織に浸潤したり、血管やリンパ管を通じて転移」

「転移しやすく、発見時には進行していることもあります」

「初期には無症状のことが多く、がんが進行するまで気づかれないことも」

→転移性が高いのは危険。。肛門部は血流が多いし、リンパに乗ると肺とか肝臓にも飛びやすい・・・

 

「原則として「手術」が可能であれば第一選択」

→肛門を切除してストーマ(永久人工肛門)を造設するということ。

 

自分の場合は扁平上皮癌との診断だったので、これは当てはまらない。

 

 

扁平上皮がんについて

 

「皮膚や粘膜の最表層を覆う「扁平上皮細胞」ががん化して発生」

「比較的早い段階から周囲組織へ浸潤しやすく、局所で進行するだけでなく、リンパ節や肺、肝臓などに転移するリスクもあるため、悪性度は高め」

→浸潤しやすい=成長が速い。早く気づいて早く手を打たないと。

 

「ヒトパピローマウイルス(HPV)感染は、子宮頸がんや一部の咽頭がん、肛門がんなどの扁平上皮癌と密接な関連」

「予防には、HPVワクチン接種が有効です。10代から20代前半でのワクチン接種により、感染リスクとそれに伴うがんの発症リスクを大きく減少」

→性交渉が無くても(例えば銭湯とかサウナとか)感染することもあるから予防が大事。

 10代の頃からワクチン打ちたかったけど経済的に無理だった。打ってたらこんなことにはならなかったかもしれない。

 女性だけじゃなく男性も定期接種対象にしてほしいもんだわ。

 

「治療の基本は、がんを確実に取り除く「外科的切除」です」

「切除が難しい場合や、進行している場合には、放射線治療や化学療法(抗がん剤)が用いられます」

→やっぱりこれも人工肛門・・・?いや、肛門管癌の標準治療ってあったな。

 

 

肛門管扁平上皮癌の標準治療について 

 

 

「肛門管扁平上皮がんのステージIからIIIに対しては、抗がん剤治療と放射線治療を組み合わせた化学放射線療法が世界的な標準治療(一番にお勧めする治療)」

「化学放射線療法の感受性が高い肛門管扁平上皮がんには、肛門を温存できる化学放射線療法が標準治療として確立」

「ステージIVまたは再発の場合は、がんの進行を抑えることを目的とした抗がん剤治療」

→ステージIVっていうのは他の臓器に転移した進行がんのこと。その場合の治療は耐久レースか💦

 安心はできないけど、基本的に人工肛門になる方法は第一選択にはならないと認識。

 

CT、MRI、PET /CTなどによる画像検査を行うことで、病気の広がり(病期:ステージング)を確認します。病期は、腫瘍の大きさ(T因子)、リンパ節転移の有無(N因子)、遠隔臓器転移の有無(M因子)によって決まります」

→がんの深達度というのはこれのことか。ステージいくつってやつ。

 それを基に治療を進めていくわけで、まずはテーブルに上げるために検査が必要なわけだね。

 

 

さらに詳細な情報について

https://www2.tri-kobe.org/nccn/guideline/colorectal/japanese/anal.pdf

 

 

→NCCN(全米総合がんセンターネットワーク)のガイドライン。

 医師に質問したら説明してくれる事はほぼ全て記載されている。

 自分の場合、この情報はめちゃくちゃ役に立った💡

 

 

化学放射線療法について

いままでがん治療について具体的なことは詳しく知らずに生きてきた。

なにせ30代のがん患者数は全世代のうち1%にも満たないくらいだから・・・よくこんなレアなの引き当てたな(おい

 

 

 

あまりにも情報が多すぎて、この時点では全体を流し読みするので精一杯だった。

※医療機関や薬剤の流通状況、患者の状態などによって使用する薬剤や放射線治療計画は変わるようです

 

 

自分以外の症例について 

希少がんだから検索しても闘病記はなかなか出てこなかった。

画像検索で出てきた症例写真を見ると、なんとも禍々しい😱

でも自分自身の体のことだし、特に肛門部の疾患って痔も含めて酷くなるまで医者にかからない人が多いから、他人の原発巣自体に意識を向ける意味はあんまり無いと思う。

あくまで治療計画は自分自身の身体(腫瘍の大きさ・位置、リンパ節転移の有無、遠隔転移の有無、年齢、体質、既往歴etc・・・)に基づいて策定されるので、とにかく詳しく、可能な限り速やかに必要な各種検査を受けること。

その検査結果に基づいた標準治療を受けること。

これが遠回りせず寛解を目指す王道👍

 

※寛解=症状がおさまり、再発しない状態が続いていること

 

 

~次回、白い巨塔の洗礼~