世界史の授業で、1920年代の米国の繁栄について学んだ。車、電気冷蔵庫、洗濯機に掃除機。さらには航空機。きらびやかな当時の人々の暮らしは、現代と遜色のないものに思えた。
永遠の繁栄と呼ばれ、株価が大暴騰した時代。そんな華やかな時代は二度と来ないんだろうな、そう思いながら勉強していた。
しかし、その時ある記述に目が止まった。
ダウ工業平均株価指数は、1929年につけた最高値をその後25年間、超えることがなかった。
???
つまり、25年後には最高値を更新していたということに気がついた。
失業率が25%を超えるような大不況があって、ナチスや日本と戦ったのに、まさか25年後に超えてしまうなんて…
そして、1929年のNYダウの当時の史上最高値をみて、さらに驚いた。
わずか381ドルだった。私が世界史を勉強した当時は、1万ドルを超えていたから、まさに大暴騰である。
世界大恐慌の直前の時期よりも、今の方が株価が高い。もちろんインフレもあるかもしれないが、それを考慮してもとんでもないことであると思った。
それが、アメリカの底力なのかと感嘆したものであった。